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今年度第1回目の俳句講座を開催しました。
今年度も講師を東國人(あずま くにと)先生にお願いしました。
今年度の俳句講座は、年間3回の開催を予定しています。参議院選挙の関係で、参加をキャンセルされた方もいましたが、今回12名の参加者で和やかに俳句の世界を楽しみました。
今回は俳句を一度作った後に、「て・に・を・は」の使い方や、上五と下五の入れ替えなど推敲のポイントとなる点をはじめにご指導いただきました。
次にウォーミングアップとして、「星祭」という季語を使った冠付けから俳句作りをスタートしました。
その場で与えられたお題にもかかわらず、味わい深い素晴らしい俳句が披露されました。
講座の最後には夏の季語で自由に俳句を作り、句会を行いました。
参加者一人一人が選句をし、更に講師の先生が選者となって2つの句が選ばれました。
「百日紅 すべらぬやうに 花が咲く」
「ひとつだけ 明日をみている アマリリス」
参加者による選句で一番多くの票を集めたのは
「抜歯して つるりと逃げる 心太」という句でした。
先生のていねいでわかりやすい解説で、パッと情景が浮かんだり、新鮮な驚きや共感がわいてきたりと、心情や感覚が研ぎ澄まされ充実した2時間となりました。
次回は、秋の開催となります。
和やかな雰囲気で俳句を楽しめる講座となっています。
今回参加されていない方でも、次回からの参加を歓迎します。ぜひご参加ください。