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令和7年度みんなで育て鯛!まちづくり支援事業講演会を開催
市では、市民活動によるまちづくりを推進するため、市民活動団体が最も課題とする「活動資金を調達する方法を学ぶ」ための講演会を、令和7年10月29日(水曜日)午後1時30分から市役所4階大会議にて開催しました。
講演会
演題
活動資金を調達する方法
講師
加納 基成氏(特定非営利活動法人ディープデモクラシー・センター 副代表理事)
内容
市民活動をするうえで最も課題となる「活動資金を調達する方法」を説明。
資金調達とは、団体のビジョンやミッション、及びその事業に、共感、支持する人々を増やし、地域や社会からの支援を獲得すること。
団体の活動への、感動、関心、信頼、行動、共有を獲得し、会費、寄付、助成金、補助金、事業収入などを、団体のビジョンの実現に向け、調達を行うこと。
また、資金調達の方法を考える前に必要なことは、ビジョン、ミッション、できればスローガン。歴史。団体概要。解決したい社会の課題。主な活動内容と実績。ストーリー。必要な支援内容。これらが、支援を募るために必要なこと。
交流会
みんなで育て鯛!まちづくり支援補助金の令和7年度採択団体3団体が今年度取り組んでいる事業や課題を、また、過去に採択された団体9団体が課題を発表し、他団体の取り組みについて情報共有しました。
また、発表後に、各団体に対し、講師が解決方法や運営等について助言しました。
参加者のコメント
- 資金調達のために必要な事項をこまかく知ることができた。
- 市民活動のあり方、資金の集め方等を知ることができた。
- 資金調達の方法はいくらでもあるということがわかった。
- 活動団体の事業の整理をする意味で、今回の講演内容を活用したい。
- 資金調達と人集め(人材育成)は同じとのこと。ビジョン、ミッション、戦略を明確にすることにより、持続可能な団体につながることが理解できた。
講演後の質疑応答では、各団体から、活動団体の現状や抱えている問題が多く寄せられました。これに対し、講師から、具体例を挙げ、的確な助言をいただきました。
また、交流会では、各団体の取り組みについて情報共有した結果、他団体のイベントに興味を持ち、参加を申し込んだ団体もありました。交流会をきっかけに、市民活動団体同士のつながりも生まれ、活動の幅を広げるなど、ネットワーク作りに意欲的でした。



