(趣旨)

第1条　この告示は、妊婦及び乳児の健康の保持、増進及び異常の早期発見、早期治療を図るため、母子保健法第13条の規定に基づき市が委託する医療機関において実施する妊婦及び乳児の一般健康診査(以下「健康診査」という。)に関する事項並びに当該医療機関以外の医療機関において受診した健康診査に要した費用を負担することに関し、別に定めがあるものを除くほか、必要な事項を定めるものとする。

(対象者)

第2条　この告示に基づく健康診査の対象者は、市内に住所を有する妊婦及び乳児とする。

(実施医療機関等)

第3条　健康診査は、公益社団法人千葉県医師会に加入している医療機関及び一般社団法人千葉県助産師会に加入している助産所(以下「実施医療機関等」という。)に委託して実施する。

(健康診査の内容等)

第4条　健康診査の回数及び回数ごとの健診内容並びに実施時期は、次の各号に掲げる機関ごとに当該各号に定めるところによる。

(受診票の交付)

第5条　市長は、妊娠届出書を受理したときは、当該届出者に対し、前条の健康診査の回数に応じて妊婦健康診査受診票(別記第1号様式(その1)から(その4)まで)及び乳児健康診査受診票(別記第2号様式(その1)及び(その2)。以下これらを「受診票」という。)を交付するものとする。

(健康診査の実施)

第6条　前条の規定により受診票の交付を受けた者は、実施医療機関等に当該受診票を提出して健康診査を受診するものとする。

(健康診査委託料の請求及び支払)

第7条　実施医療機関等は、健康診査に係る委託料を請求するときは、健康診査結果を記載した受診票を各月分取りまとめ、請求書に添付して、翌月10日までに公益財団法人ちば県民保健予防財団(以下「保健予防財団」という。)に提出するものとする。

(健康診査負担金の交付)

第8条　第2条に規定する対象者が実施医療機関等以外の医療機関又は助産所において健康診査を受診したときは、市長は、当該健康診査に要した費用について負担金を交付する。

(その他)

第9条　この告示に定めるもののほか、妊婦及び乳児の健康診査の実施並びに健康診査負担金の交付に関し必要な事項は、市長が別に定める。