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令和6年5月に鴨川市総合運動施設内に、新しく「交流棟」がオープンしました。
その施設と野球場、陸上競技場にCO2排出実質ゼロのカーボンニュートラルLPガス(CN-LPG)が8月から導入されました。
このガスは、ガスの採掘から輸送、最終的に燃焼して消費するまでの行程で発生する温室効果ガスの排出を、世界各国での森林保全や植林、自然エネルギー等の活用を行う環境保全プロジェクトにより吸収・削減した分で差し引きし、環境負荷となるCO2排出をプラスマイナスゼロとすることができるガスです。
交流棟の給湯などに使用するガスについて見積り合せを実施し、丸高ライフエナジー株式会社と随意契約を致しました。同社からCN-LPGの導入により、年間約20トンのCO2削減の提案があったものです。
令和4年度8月にゼロカーボンシティ宣言をした本市では、落札価格での納入を前提に、CO2削減の効果があるものとして導入を決定致しました。同社は環境対策への取組みに力を入れており、持続可能な社会の実現に貢献できる取組みとして、期待を寄せています。
また、アウル鉱油有限会社においても、同様の取組み進めておりまして、現在、国保病院へのCN―LPGの導入により年間約36トンのCO2削減を提案していただき、現在導入に向けて協議を行っています。
▲(写真) アウル鉱油の落合社長(左)と供給証明書を送られた長谷川市長、丸高ライフエナジーの高橋社長