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「子ども達は家にいる時、大人がいなくても、自力で避難場所まで行くことができるのか。」
「津波の避難場所について、家族で相談したことはあるけれど、実際にそこに行ったことはあるのか。」
こういった疑問をきっかけとして、1月20日に行われた鴨川市津波避難訓練に合わせ、天津小湊小学校、安房東中学校、天津小湊認定こども園合同で、「子ども達が在宅時に地震があった場合の避難訓練」を実施しました。
当日は、こども園園児、小学生、中学生、保護者の方々、地域の皆さんが一緒になって、巨大地震後の津波から身を守るために、家の近くの高台に避難をしました。
目安は、「10分以内に10m以上の高台に避難する」です。
訓練が終わると、安房東中学校の中学生のリーダーが、避難の仕方について振り返りの反省をしました。
リーダーの言動がとても立派で、小学生にとってのすばらしいお手本を示してくれました。
突然襲われる自然災害に対して、状況に応じて判断しながら行動することは、大人でさえとても難しいことだと思います。
ですが、今回のように、避難する方法をいくつか想定しておけば、かけがえのない命を守ることにつながるはずです。