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誕生寺で「御会式(おえしき)」が行われました

ページID:0032263 更新日:2024年12月3日更新 印刷ページ表示

 誕生寺の「御会式」が11月12日(火曜日)に開催され、七五三を迎えた子どもたちによる稚児行列などが行われました。

誕生寺の境内を歩く寺の関係者ち稚児たち

華やかな稚児行列

  稚児行列とは、子どもの無病息災や成長を願って行われるもので、華やかな衣装をまとった稚児たちが街中を練り歩く伝統行事です。稚児たちは保護者に手を引かれながら妙蓮寺から誕生寺までを歩き、行列の様子を見守っていた参拝客などから「とてもきれい」「かわいらしい」と声をかけられていました。

妙蓮寺から誕生寺へ向かう行列

街中を練り歩く行列

街中を歩く行列

列を先導しする僧侶

▲僧侶や寺の関係者などが「南無妙法蓮華経」と唱え行列を先導

妙蓮寺から誕生寺へ向かう2人の女の子

誕生寺の境内を歩く2人の男の子

▲華やかな衣装をまとった稚児たち

きらびやかな祖師堂で法要などを実施

誕生講和讃会による和讃奉詠(わさんほうえい)

 稚児行列が誕生寺に到着したあと、誕生寺の祖師堂内で誕生講和讃会による「和讃奉詠(わさんほうえい)」が行われました。

 「誕生講」は、誕生寺の檀家や地域の方で構成されている集まりのことで、「和讃」は日蓮聖人の生涯を称える歌のこと。「誕生講」の中で「昔から続いている伝統『和讃』を後世に伝えたい」という思いを持った有志の方で結成されたのが「誕生講和讃会」です。

きらびやかな祖師堂内に同会の方々が奏でる団扇太鼓の音や奉詠の声が響き渡りました。

祖師堂内で行われた市の無形民俗文化財小湊の歌題目の写真

▲団扇太鼓を鳴らしながら和讃奉詠を歌う誕生講和讃会の皆さん

僧侶たちによる宗祖報恩御会式天童音楽大法要(しゅうそほうおんおえしきてんどうおんがくだいほうよう)

 和讃奉詠が行われたあと僧侶たちによる「宗祖報恩御会式天童音楽大法要(しゅうそほうおんおえしきてんどうおんがくだいほうよう)」が行われました。音階がついたお経などが唱えられ、雅楽が演奏されたほか散華(さんげ)と呼ばれる花びらをかたどった紙が撒かれました。

雅楽を演奏している様子

笛などの楽器を使って音楽を演奏している様子

▲雅楽の演奏をする僧侶たち

花びらをかたどった紙を撒く僧侶

▲散華を撒く僧侶たち。仏教において、花の上は清らかな場所とされていることから「場を清める」という意味で行われている

稚児による祭文(さいもん)朗読

 宗祖報恩御会式天童音楽大法要のあと、稚児行列に参加した稚児たちが祖師堂に入り、祭壇の前で祭文を朗読しました。

 祭文とは、仏事の時などに神仏に対する祈願や祝詞として用いられる願文のこと。4人の稚児のうち、3人が祭壇へ供物を供え、代表の1人が堂々と祭文を読み上げました。

祭壇の前で供物と祭文の原稿を持つ稚児たち

▲供物などを持って祭壇の前に立つ稚児たち

祭壇の前祭文を読み上げる稚児

▲祭壇の前で祭文を読み上げる稚児

お役目を終えて祖師堂のを退場する稚児たち

▲お役目を終えて祖師堂を後にする稚児たち

▲約3分の動画です。通信環境の良いところでご覧ください

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