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避難所での情報

ページID:0007436 更新日:2021年8月30日更新 印刷ページ表示

情報収集方法

 近年、集中豪雨など甚大な被害をもたらす自然災害が増加傾向にあることから、被害を最小限に抑えるため事前対策を行っておく必要があります。

 

インターネットによる情報収集が重要

 災害時における情報収集にはインターネットが重要な役割を果たします。停電が発生した際、テレビからの情報収集ができなくなりますが、パソコンやスマートフォンはバッテリーを装備しており、停電時での利用が可能となるため、自分が危険な場所にいるのかどうかを確認することができます。

災害時のネットの使い方を考えてみる

 災害が発生すると、たくさんの人々が情報収集のために同時にインターネットを利用することで、基地局からの電波が弱くなったり、サーバーに負荷がかかりサイトが見れなくなったりと、インターネット環境があっても使えないという事態に陥ります。日頃から機器のバッテリーが失くならないようにしておきましょう。

災害時にはスマートフォンが情報収集の必須アイテム

 スマートフォンは、情報収集に欠かせない必須アイテムとなっています。重要なのは災害時になるべくバッテリーを残しておくことです。バッテリーを残しておくための節約方法を把握しておき、災害が起きたらすぐに対応できるようにしておきましょう。またモバイルバッテリーなどでスマホを充電できる準備をしておくことも大事です。

テレビで情報収集ができる環境を整えておく

 テレビが利用できる状態であれば、バッテリーを残しておく意味でもテレビを活用して情報収集をしましょう。ただし、災害時にアンテナが倒れてしまえば、テレビでの情報収集ができなくなってしまいます。そこで自宅のテレビ環境をアンテナが必要のないものに見直すのもひとつの防災対策になります。

災害が起きる前に備えておくべきこと

 いざ災害が起きてからでは対応は遅れます。災害が起きる前から防災に備えておくことが重要です。日ごろからご自身が住んでいる地域の浸水想定区域や土砂災害警戒区域等の場所を知っておくことでリスクを下げることができます。防災マップは「防災の基本」です。まずは防災マップを確認してみることから始めましょう。

オフラインで使える地図アプリをダウンロードする

 防災マップでご自身の地域情報は把握できても、外出先の場合には災害時にインターネットが使えずに自分の居場所がわからないことも考えられます。そこでおすすめしたいのが「Maps.Me」という地図アプリです。このMaps.Meは、オフラインで自分の居場所や周辺施設の情報が確認できるアプリになっています。災害時だけでなく海外旅行で機内モードにしておきたい時でも重宝するため、事前にダウンロードしておいて利用することをおすすめします。

災害情報を得るためのアプリやサイトをダウンロードする

 地図アプリ以外にも事前にダウンロードしておきたいアプリやブックマークしておきたいサイトがあります。それが災害情報を取得できるアプリです。災害時には情報をいち早くキャッチすることで身の危険を減らすことができます。

安否の確認方法を共有しておく

 災害が起きた際には家族との連絡を取ることも難しくなるため、事前に安否確認を取る方法を共有しておくことで慌てずに済みます。平時では他人事のように感じてしまいますが、一度話しておくだけで済むので家族と一度話し合っておきましょう。おすすめは「J-anpi」です。名前さえわかれば登録でき、友人や隣にいる人の安否情報の提供が可能です。

災害時にとるべき情報収集の方法

 事前準備が済んだら、次は災害が発生した時に情報収集をする方法を把握しておきましょう。事前に知っておくことで役に立つ情報がたくさんあるのでご紹介していきます。

災害時にアクセスできる無料Wi-Fiがある

 災害時にネットで情報収集をしようと思ってもネット環境がない状態になる場合があります。災害でネット環境がない時に役立つのが「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」という無料Wi-Fiです。00000JAPANは3大キャリアが大規模な災害時に開放する公衆無線LANサービスで、最短でも災害発生後1時間ほどで開放されます。使い方を知っておけば、いざという際にネットが利用できるのでチェックしてみてください。

ライブ配信チャンネルで災害情報を確認

 アプリやサイトを使った情報収集だけでなく、ライブ配信チャンネルを利用することで映像を見ながら情報収集をすることができるものがあります。「BSC24」という災害情報共有チャンネルがあり、「YouTube」「ニコニコ生放送」といったライブ配信サービスを通じて情報配信がなされています。このチャンネルは24時間365日体制なので、災害発生時の情報収集から復興状況や支援状況まで確認ができるのでチェックしてみてください。

河川が近くにある場合は河川情報も確認

 近くに河川がある場合は氾濫の危険性があります。実際に現場を見に行くのは大変危険な行為です。河川の状況を確かめるには「川の防災情報(国土交通省)<外部リンク>」というサイトを利用してみてください。最寄りの河川名を入力すれば、河川の水位がどの状況にあるのか一目でわかるようになっています。危険を回避するために危険を冒すことはせず、ネットを使った情報収集で身の安全を確保するようにしましょう。

被災時にとれる対応

 災害によって避難が必要になった場合や、救助が必要になるケースにも備えておくと、万が一の時に自分の命を救うことにつながります。まずは、消防(119番)や警察(110番)への電話連絡を最優先にしてください。ただし、災害時には電話が長時間つながらないという事態が起きます。そこでネットを使ったSNSでの救助要請です。ネットを使った対応方法を確認し、救助が必要な時はSNSで救助要請をしてみましょう。災害にあって救助が必要になった場合、例えば、洪水により孤立してしまうというケースなどです。SNSでは様々な情報が行きかっているため、情報が埋もれないようにする必要があります。災害時のSNSを使った正しい救助要請の方法を把握しておくことが迅速な救助につながります

避難所で役立つ情報を得る

 災害時に避難所へ移ったあとにも情報収集が必要です。避難生活に慣れているという人はいないと思います。そのため、避難先で何が重要なのか。どういうものがあると良いのかがわからない状態になります。そこで役立つがTwitterアカウントの「警視庁警備部災害対策課」です。防災に関する情報を日々ツイートしています。

 


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