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避難するタイミング

ページID:0007445 更新日:2021年8月30日更新 印刷ページ表示

避難情報はどのように伝えられるのか?

 鴨川市から避難情報が発令された場合には、防災行政無線や防災ラジオ、安全・安心メールなどで伝達されるほか、Lアラートを通じてテレビやラジオなどで伝達されます。
 例えば、警戒レベル4避難指示が発令された場合、鴨川市では、次のような内容で避難行動を呼びかけます。

警戒レベル4、避難開始。警戒レベル4、避難開始。
こちらは、防災かもがわです。
○○地区に洪水に関する警戒レベル4、避難指示を発令しました。
○○川が増水し、氾濫するおそれが高まっています。
○○地区で危険な場所にいる方は、直ちに全員避難を開始してください。
避難場所への避難が危険な場合は、近くの安全な場所か、屋内の高い所に移動するなど、身の安全を確保してください。


 警戒レベル3高齢者等避難や、警戒レベル4避難指示が発令された場合、その地域にいる方は、周囲に声を掛け合って、安全・確実に避難してください。
 なお、警戒レベルは、必ずしも1から5の順番で発表されるとは限りません。状況が急変することもあります。鴨川市から避難情報が発令されていない場合でも、防災気象情報を参考にしながら、適切な避難行動をとりましょう。

 いざというとき、安全に避難行動ができるようにするために、ふだんから自分が住む地域にはどのような災害のリスクがあるか、災害が発生したときの避難場所はどこか、安全な避難経路はどこかなどを、ハザードマップで確認しておきましょう。

 どの警戒レベルでどう行動すればいいの?

 「警戒レベル3」は、危険な場所から高齢者等が避難し、「警戒レベル4」では危険な場所から全員が避難をしてください。
 警戒レベルは、災害発生の危険度が高くなるほど数字が大きくなります。最大のポイントは、「警戒レベル3高齢者等避難」が発令されたら、高齢の方や障がいのある方など避難に時間のかかる方やその支援者の方は危険な場所から避難し、それ以外の人は避難の準備をすること。そして、「警戒レベル4避難指示」が発令されたら、対象となる地域住民の方々は危険な場所から全員が避難することです。 警戒レベル1から順に住民の方々がとるべき行動をみていきましょう。

警戒レベル1は、災害への心構えを高める

 災害発生の危険性はまだ低い段階ですが、気象庁から警戒レベル1「早期注意情報」が発表された場合には最新の防災気象情報などに注意するなど、災害への心構えを高めてください。

 警戒レベル2は、防災マップなどで避難行動を確認

 気象庁から警戒レベル2「大雨注意報」や「洪水注意報」が発表され、災害発生に対する注意が高まってきた段階です。防災マップで災害の危険性のある区域や避難場所、避難経路、避難のタイミングの再確認など、避難に備え、自らの避難行動を確認しておきましょう。

 警戒レベル3は、高齢者や要介護者等が危険な場所から避難

 市町村から警戒レベル3「⾼齢者等避難」が発令された段階です。避難に時間がかかる高齢の方や障がいのある方、避難を支援する方などで危険な場所にいる方は安全な場所へ避難しましょう。また、土砂災害の危険性がある区域や急激な水位上昇のおそれがある河川沿いにお住まいの方も、準備が整い次第、この段階で避難することが強く望まれます。また、それ以外の方もいつでも避難できるように準備をしましょう。

警戒レベル4は、対象地域住民の全員が危険な場所から避難

 市町村から警戒レベル4「避難指⽰」が発令された段階です。対象地域で危険な場所にいる方は早めに全員が避難してください。

警戒レベル5は、“命を守るための最善の行動を”

 市町村から警戒レベル5「緊急安全確保」が発令された段階です。すでに災害が発生・切迫している状況ですので、命を守る最善の行動をとってください。
警戒レベル5になってからでは、安全な避難が難しい場合があります。地域の皆さんで声を掛け合って、また、空振りをおそれずに、レベル3、レベル4の段階で確実に避難しましょう。

 どこに避難したらいいの?


 発生する災害種別に対して立退き避難が必要な場合には、市町村が指定したその災害に対応する指定緊急避難場所への避難や、安全な場所にある親戚・知人宅への避難が考えられます。あらかじめ相談しておきましょう。ただし、既に周辺で災害が発生している場合など、立退き避難がかえって命に危険を及ぼしかねないと自ら判断する場合は、「近隣の安全な場所」への避難や「建物のより安全な部屋等」へ移動するなど、少しでも命が助かる可能性の高い避難行動として、「緊急安全確保」を行います。日頃から防災マップで危険箇所や避難場所をチェックしておきましょう。


「近隣の安全な場所」:指定緊急避難場所ではないが、近隣のより安全な場所・建物等
「緊急安全確保」:その時に居る建物内において、より安全な部屋等への移動


自分と家族で生き残る「自助」
地域の助け合いで生き延びる「共助」
国や地方公共団体などが取り組む「公助」
被災してしまったら