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いただき物の“レモン”を、リッチに変身♪+おまけ保存法

こちら鴨川ではよくある話なのですが、たくさん(今回はレモン!)のいただき物をして、どうやってすべてを使い切ろうかと考えてしまうことがあります。
お店で買ったら高~い“国産レモン”。
とてもありがたい話なのですが、貴重な自然の恵みを無駄にしたくない!けど…お料理のレパートリーが少ない私にとっては、どのように使い切るかとても悩むところ。
よくある料理法は、“塩レモン”や“レモンジャム”ですが…、酸っぱいのが苦手な私としては、作っても多分使い切れない…。
そこで!バターや卵を使った少しリッチな“レモンカード風スプレッド”を作ってみる事にしました☺
まずは材料。
無塩バターはなかなか常備していないけれど、あとは砂糖と卵、レモンのたったの4つだけ♪
さっそく、お料理スタート!
せっかくの国産レモン、皮まで使いたいので表面の皮だけすりおろします。
皮を加えなくても美味しくいただけるようですが、皮を入れることで苦みが少しプラスされ、大人の味⁈になるそう。
しかしこの作業、地味に時間がかかるので、すりおろしている間に保存瓶の煮沸消毒もしておきましょう。
無事に手をすり下ろすことなく、たくさん取れましたぁ~(笑)
次に、皮をすりおろした後のレモン果汁を絞ります。 ← これも地味に力作業💦
レモン果汁は卵1個で30mlになるよう、今回は120ml(卵4個分)が必要で、レモンが小さめだったので5個使いましたが、大きめなら4個でも充分かも…。
足りない場合は市販のレモン果汁をプラスしちゃいましょう‼
次にお砂糖は、卵1個で50g、今回は200g準備しました。 ← こんなに使うのかと思うとびっくり!!
そして最後の材料、無塩バターは卵1個で15g、今回は60g準備します。
準備は万端、先ほど保存瓶の煮沸に使ったお湯の入ったお鍋に火をつけ、卵以外の材料をボールに合わせ入れ湯煎し、しっかりと溶かします。
綺麗に溶けました。卵4個もしっかりと溶いて…。
先ほど溶かしたバターなどが入ったボウルへ一気に入れちゃいます。
ここで、湯煎のお鍋は弱火にしておきましょう。 卵が急に温まるとボソボソになってしまうそうですので、要注意‼ ゆっくり温めましょう♪
最初は水っぽいですが、おおよそ5分ちょっと? 作る量によって温まり方が違うので、常にかき混ぜながら様子を見てくださいね。
お~⤴⤴なんだか照りが出てきたぁ~!!
かき混ぜたヘラの跡が消えないくらい(およそ75度らしいです)まで、混ぜ続けましょう。
このままだと口当たりが悪い(レモンの皮が口に残る)ので裏ごしし、保存瓶に詰めて出来上がり~☺
卵4個で保存瓶2本、出来上がりました。
酸っぱいのが苦手な私的には…レモンの香りが爽やかで、バターがリッチに香り、ほのかに皮の苦みがあり、甘すぎず滑らかでおいしい⤴⤴
こちらは、パンやマフィンはもちろん、ヨーグルトなどにかけても美味しいですが、メレンゲと合わせてレモンパイに使っても良さそうです。
鴨川では、獣害の被害を受けにくい“レモン”を栽培する方が増えているそうなので、たくさんのレモンが手に入ったらぜひ、試してみてくださいね☺
それでも‼まだたくさんのレモンが手に入ったら…手軽にいつでも使えるよう、冷凍保存してみてはいかがでしょうか?
使いやすい大きさに切って、重ならない様にラップなどに並べて、冷凍保存袋へ入れて…。
私は、輪切りとくし切りの2種類保存しました。
解凍に少し時間はかかりますが、揚げ物の時やレモン鍋、はちみつレモンやレモンティー、お菓子作り、飲み物のレモン割りなど⁈…我が家の冷凍庫に、贅沢にいつでも使える国産レモンが増えました!
(photo&text YUKIE YAMANAKA)