ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 かもがわ住んでよかったかも。(移住・定住サイト) > コラム > 海&山&体験 > 繭から紡ぐ! 世界に一つのmyシルクランプシェード作り体験

本文

繭から紡ぐ! 世界に一つのmyシルクランプシェード作り体験

ページID:0013759 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示
完成したランプシェード

みなさん小さい頃に蚕(カイコ)を育てたこと、ありませんでしたか?

私は、小学生の頃学校で蚕を育て、その繭を家に持ち帰り放置していて“蛾”になってしまい、家中を飛び回って大騒ぎになった記憶があります。

小学校では蚕を育てることはしますが、繭から糸を紡ぐことは教えてくれなかったんですよね~。(汗)

そこで今回は、千葉でも南の地域では唯一、養蚕を行っている『繭灯り 夢工房』で繭から糸を紡ぎ、ランプシェード作りを体験させていただきました。

 

繭を茹でる作業

 

蚕が作ってくれた繭(こんなにたくさんの繭!)をお湯で茹でると、水溶性のたんぱく質が溶け出して少し柔らかくなり、糸がほどけやすくなるそうです。

 

デザインのレイアウト作業

 

さて、繭を茹でている間に、ランプシェードの柄をレイアウトしておきます。←写真は一緒に体験した方が和紙の切り絵でデザインしたもの♪ 私もなかなか決められずにかなり悩みました…。

 

そうこうしている間に茹で上がった繭。そこに箒の先みたいな道具でザクザクすると…蜘蛛の巣の糸くらいの細い糸が絡まってくるので、それを纏めてランプシェード本体に巻き付けていきます。

 

小さい箒をかき回し、繭糸を取り出す作業

長い繭糸が出てきました

 

うわ~‼ すご~い‼  1本の糸は本当に細いけれど、いったい何本あるのかな~? 数えてみたら、約50個の繭から糸を紡いでいました(びっくり!)

 

繭糸をランプシェードの木枠へ巻き付ける作業

 

さぁ! ここからはひたすらグルグルと糸を本体に巻き付けて、柄を配置する土台を作っていきます。

お手製の糸回し器?のおかげで、あっという間に白く和紙を張ったようになってきました(ルンルン)

 

繭糸が少し巻き付いた木枠

 

そこに、先ほどレイアウトしておいた柄を1面づつ、一つ置いては数回糸を巻き、また次の柄を置いて数回糸を巻く作業を繰り返し、4面すべての柄の位置を決めて作っていきます。

 

夢工房では、四季折々の花などを押し花にして準備してくれていましたが…

 

ランプシェードを飾る押し花

 

私は南国風にしたい! と、ブーゲンビリアの押し花とプルメリアの花やモンステラの葉の形に切り抜いた紙を持参しました。←勝手なことしてすみません(汗)

 

繭の糸に押し花を配置

 

4面すべての柄を配置し終わったら、あとはひたすら巻き巻き。

繭1つから約1000mが取れるそうで、幅15cm×4面=1周60cm、糸がなくなるまで巻き続けるので…約1600周!! お手製糸巻き器があって良かったぁ。(ホッ)

ほぼすべての糸を紡ぎ終わりました(笑顔)

 

講師が繭糸を微調整

繭を取り切って、出てきた蚕たち

 

いやぁ~。 さすがシルク。 光が当たると艶々です(キラキラ)

丸裸になってしまった蛹はちょっとかわいそうですが、しっかり糸を使い大切にしますからね(ありがとう!)

あとは、電気ソケットやスイッチ、電球を付けていただいて…完成!

 

完成したランプシェード4つ

 

さっそく、灯りを点けてみると…

 

点灯したランプシェード

 

おおっ~。 オレンジ色の暖かい灯りが、素敵~。←自画自賛

おおよそ、2時間半、おしゃべりしながら楽しく体験させていただきました。

あなたも、世界に一つの“myランプ”でスローライフなひと時を照らしてみませんか?

 

鴨川市ふるさと納税でも体験できます。

【繭灯り夢工房】シルクと押し花のランプシェードづくり体験 [1(5)-18] - 千葉県鴨川市 | ふるさと納税 [ふるさとチョイス] (furusato-tax.jp)<外部リンク>

 

◎体験施設

繭灯り夢工房(まゆあかりゆめこうぼう)

所在地:千葉県鴨川市貝渚840-4

電話:04-7092-1882 携帯:090-2732-5507

講師:内記 朗(ないき あきら)

※事前予約制です。農繫期などで対応が難しい場合があります。

 

(photo & text YUKIE YAMANAKA) 

 

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が充分掲載されていましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現はわかりやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?

coming soonもうすぐ開催