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かもくらスペシャル企画 第1弾! 「鴨川どろリンピック2022」で、大人も子供もどろんこバンザーイ!

GW初日の4月29日、鴨川の川代地区の柿の木代棚田で「鴨川どろリンピック 2022」が行われました。
このイベントは昨年から始まり、今年で2回目。主催はウェルネスポーツ鴨川ですが、鴨川市ふるさと回帰支援センターも、“都心からの移住検討者に参加していただきたい!”との思いで、かもくらスペシャル企画第1弾として開催・協力させていただきました。
ちなみに、最近の農作業は機械化が進み、地元の方でも田んぼに入ることはほとんどなく、貴重な体験となっています。しかも!田んぼの土を砕いて柔らかくする、「代掻き」を兼ねているんですって!
前日の天気予報では開催時間内は曇りだったのに、受付開始の10時00分には霧雨の降る空模様(涙)。それでも、ビシャビシャどろんこ(笑)になるんだから…と元気に開会式や応援に駆けつけてくださった市長に激励され、ラジオ体操をして…いざ‼ 協議開始~、田んぼへ入りましょう~
田んぼに足を入れると、結構深くまで泥に潜ってしまい、次の一歩を踏み出そうとしてもなかなか抜けなくて歩くだけでも大変(汗)なんです。
全4チームに分かれ、チーム対抗戦で競技を行い、最初は“どろんこスライダー”。
浮き輪に一人が乗り、もう一人が浮き輪を引っ張って、5ペアリレー形式で田んぼの中を走ります。
おっ!アクシデント発生!!浮き輪に付けた紐がちぎれてしまいました。でもみんな、いい笑顔です。
お次は、“どろんこフラッグス”。ビーチフラッグスのどろんこバージョン。小さいお子さんから順番に、最後は大人が本気で戦います。賞品がかかっていることもあり、チームの応援にも熱が入ります。
いよいよ、最終競技、“どろんこサッカー“。これが実際にやってみるとなかなか難しく、陸上で行うサッカーとは勝手がかなり違うんです。
まず、ボールは水の上に浮いているので、ボールを蹴っているつもりでも水を蹴ってしまい、ボールが前に飛ばないし、飛んだとしても水の抵抗を受けて転がらない、その上、みんなの蹴った水が目に入って前が見えない…。
大人も子供も、みんな大真面目。真剣に楽しんでいるので応援しているこちらも、どっちもガンバレ~!!
あっという間に白熱した3競技が終わり、田んぼから出ると集落の方が濡れた体を温めるように、焚火をして待っていてくれました。その上、温水シャワーもあって、思う存分どろんこになっても大丈夫。
シャワーも順番にお借りし、泥を落とし、乾いた服に着替えた後は…これまた集落の方がご準備くださった、おにぎり弁当とゆで卵、なんと!かき氷まで!!
田んぼで空いたお腹も満たされたところで、結果発表と閉会式。各チームそれぞれ各競技で勝ったり負けたりしながら、大接戦。最後は、どろんこサッカーで大人がガチでがんばったチームが逆転優勝しました。
優勝チームには、これまた集落の方のご厚意で、川代柿の木代棚田で穫れたお米を商品としていただきました。
川代集落の方には、なにからなにまでご協力いただいて、本当にありがとうございます!
現状を維持していくのも大変な棚田で、素晴らしい景色と都会では味わえない貴重な体験をさせていただきました。
移住を考えたとき、こういうローカルなイベントで地域を知るというのも良いのではないでしょうか。
5月は14日(土曜日)に「鴨川暮らしセミナー vol.2」を開催予定です。
かもくら畑では、新タマネギが収穫できそうな大きさになってきましたよ~。他、さつまいもの植付、枝豆の種まき、スイカの苗の植付などを行う予定です。
スキルアップチャレンジでは、“再利用ダンボールを使って、お手軽燻製!”をつくろうと思います。
ぜひ、ご参加くださいませ~。
(YUKIE YAMANAKA)