ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

久保尚之さん

ページID:0001631 更新日:2021年8月1日更新 印刷ページ表示

久保 尚之さんの画像

久保さんは理想の物件を見つけるために、まずは拠点となるアパートを借り2018年12月に東京都から移住をされました。移住前のお仕事をそのまま継続されており、東京⇔鴨川間を走る高速バスを利用して日々、通勤。その後理想の物件と巡り合い、庭先ではセミナーで得たスキルを活かして自給野菜を育てています。

移住のきっかけは?

仕事柄、全国を回るうちに地方の豊かな暮らしに接して、将来は地方に住みたいと若い頃から考えていました。自然に囲まれて、自分の食べるものは自分で作れたらいいなと。定年後に動いたのでは遅いのでは?と漠然と思っていたので、50歳を超えてから行動しました。横浜に住む両親が健在なので、あまり遠くないところで探そうと、有楽町の交通会館にある「ふるさと回帰支援センター」に何度か通い、千葉県のブースで鴨川市主催の「帰農者セミナー」のパンフレットを見つけて参加することにしたのが、2017年の秋でした。

移住をするために準備したことや決め手は?

セミナーに週末に通うごとに知り合いが増えていき、先輩移住者からの話を聞くなどして、鴨川が好きになっていきました。また、鴨川でみかんやレモンを作っていることを知り、2018年春からは先輩移住者からみかん農家さんを紹介していただき、みかん栽培の修行をさせてもらうことになりました。果物の中で一番好きなのがみかんだったので、毎週末の修行はとても楽しく、鴨川移住の決め手になりました。

移住前と移住後の生活で変わったことは?

まだ東京で仕事を続けているので、平日の片道3時間弱の通勤は大変ですが、なんとか一年間続けることが続けることができました。東京に住んでいた頃は毎晩のように飲み会だったのですが、移住後は酒を飲んで帰ることがぐっと減り、健康になったと思います(笑)

移住するにあたって苦労した点はありますか?

まずは鴨川市民になろうと、2018年の12月末に安房鴨川駅近くのアパートを借りました。意外と家賃が高く驚きました。駅近で便利ではあったのですが、田舎らしいところに住みたいと、その後に物件をいくつも見ましたが、なかなか条件にあうものがなかったのが、苦労といえば苦労だったでしょうか?しかしながら、ここでも先輩移住者からの紹介で現在の物件に出会うことになり、約半年後に見つけられたのもラッキーだったかもしれません。

移住を成功させるための秘訣は?

移住する前に、地元の方々や移住者の先輩たちと友だちになる、これしかないと思います。そして後悔しないように地域ごとの風習や生活環境など、生の情報を事前に入手して、勉強することが大事ですね。

鴨川移住の先輩からのアドバイス!

2019年秋の台風で南房総地区は大きな被害を受けました。わが家も屋根が壊れたり、10日間の停電を経験しましたが、引越ししなければよかった、とは一度も思いませんでした。移住者の仲間が差し入れしてくれたり、発電機を持ってきてくれたり、とても心強かったです。そのおかげで「こんな経験ができたのも鴨川に住んだからだな」と前向きに楽しむことができました。この地で長く住むんだ、という覚悟があればなんとかなります。「鴨川に住んでみたいな」と思ったら、今がその時です。是非お待ちしています!


coming soonもうすぐ開催