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実は日曜日の開催は”初”なんです。今年度2回目となる鴨川暮らしセミナーが7月19日に開催されました。《ふるさと鴨川通信》
朝一の天気予報では雨や曇りの予報でしたが・・・
蓋を開けてみたら青空が、もしかしたら誰かが晴れ男(女)であるのかもしれません。
今回のかもくらはなんと農園集合の青空教室での開催になりました。
そしてテントも新しく導入しました。これで日差し対策もバッチリ?
まずは講師から、作業についての説明に加えて、初参加の方向けに房州鍬についても教えてもらいました。この地域の硬い土質・風土にあった鍬でありオススメとのことでした。また、簡単な防錆対策として油に漬けてしまう方法も紹介されました。
そしてお待ちかね実習スタートです。
野菜の収穫をしていきます。
まずはエダマメ。通常なら株ごと引き抜くのですが、前日までの雨で土が湿っているため今回はハサミで収穫しました。
お次は丸オクラ立派なものが収穫できました。実は丸オクラに関しては少し取り遅れでした。大きくなってもやわらかいとの事なのですが・・・。
そしてトマト。
トマトは前回から引き続きとてもたくさん採れました。
その他にもキャベツ・ナス・ピーマン・甘長トウガラシ・キュウリ・スイカなどを収穫できました。
続いて午前中最後の作業としてセロリの定植を行いました。
このセロリの定植に使っているひもを張る道具はなんと講師が発案の便利グッズ。
畑にメジャーが無くても幅を測れ、きれいにまっすぐ植えられます。
お昼の休憩を挟み、午後一番で房州弁ネイティブ講座(第2回は会話編)で、頭の体操。出題者の意図通りの珍?!回答に一同笑みがこぼれます。
午後の作業は、まず晩生エダマメの播種を行いました。
種の間隔は30cmほどで、その計測は自分の靴を使って簡単に測る方法を教わりました。メジャーが無くても体の部位でどこでも測れる効率で考えた知恵ですね。
そして最後にスキルアップチャレンジ企画の草刈り機講座を行いました。
首都圏からの参加者にとっと馴染みのない草刈り機ですが、かもくらの参加者は既に移住している方もいらっしゃるので、ほとんどの方がすでに使える又は使ったことがあるとのことでした。そこで一部の方は草刈り機のメンテナンスや草焼きバーナーにも挑戦してもらいました。
今回初めて使う方もおっかなびっくりではありますが使えるようにはなりました。
以前の参加者が実際に体験したトラブルで、燃料圧を調整する空気穴が詰まっていてうまく動作しないことがあったというエピソードもお話いただきました。こんな風に情報の共有ができることが本セミナーの強みの1つです。
その他に日頃のメンテナンス法や、グリスの入れ方などを教わりました。特にグリスについては使い慣れている方も知らない人が多く皆さん驚いていました。
そして最後にかもくら畑で採れた野菜をお土産としてお持ち帰りいただきました。
さて、次回のかもくらセミナーは、8月22日(土曜日)です。コロナ禍の関係で今回同様に縮小して開催する予定です。
内容については、もしかしたらまた青空教室になってしまうかもしれません・・・
※今後の日程や詳細につきましては、こちらをご覧ください⇒令和2年度かもくらセミナーパンフレット(PDFファイル:649KB)
みなさんの参加をお待ちしています!
参加者の皆さんにアンケートへ回答してもらいました。ご協力ありがとうございました。
一部抜粋して紹介させていただきます。
本日のセミナーに参加してみて感じたことをお聞かせください。
- 学べる事が多かった。楽しく役立った。
本日のセミナーでスキルアップに繋がったと感じた内容を教えてください。
- オクラ収穫時の芽取り 刈払機のメンテナンス 縄の結い方
- 除草用のバーナー実施
セミナーで得たスキルを実際に試してみたエピソードや、今後試してみたいと思ったことを教えてください。
- 里芋の芽かきをしました。
- 草刈り機買います。エダマメ、オクラ、トマト頑張ります。
- カラス対策にテグスを張る、やってみます!
セミナーについての感想等々、自由にご記入ください。
- 毎回色々と知恵・知識を教えていただき、すぐに自分で実践できるので、とても役立っています。
- 草刈り機や耕運機の使い方講座は是非続けてやってほしい。
- 雨も上がり良いセミナーでした。