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毎年恒例!昔ながらのたくあん漬け 《ふるさと鴨川通信》
2023年最初の鴨川暮らしセミナー(かもくら)、1月14日(土曜日)に開催しました。
ですが、この日は生憎の雨模様。私の記憶では、2023年になって初めてのまとまった雨ではないでしょうか…。
“かもくら”は、田舎暮らしを楽しくするスキルを学びながら地域の方や先輩移住者と交流できるイベント。
野菜づくりのほか、四季を感じられる体験型の講座などを開いています。
今回は1名の方が初参加。
簡単な自己紹介などをしていただき、まずは座学で今の時期の農作業について講師からお話ししていただきました。
やっぱり、長年農に関わってきた講師からのお話しはためになりますね~。
さてさて、ためになるお話をしっかりと聞いた後は、畑で実習。
雨で残念でしたが、大豆の脱穀作業。ハウスの中でみなさんと、いろいろな情報交換をしながら作業を行うことができました。
やっぱり、大勢で行うと早い!地味な作業ですが、話をしながらなので飽きることなく作業完了です。
ここで一旦昼休憩。
午後は、昔ながらのたくあん漬けを行いますよ~。
午後は講師の質疑応答からスタート。
実習で気になったことや、農的用語の分からなかったことなどを教えていただきました。
そして、いよいよたくあん漬け。今年は大根が太く育ち、年末から干していたのですが、いつもより水分多め⁈
大根の干し具合によって、どんなたくあんになるのか楽しみです。
まずは漬け糠(糠、塩、ざらめ、果物の皮の干したもの、鷹の爪)を混ぜ合わせておきます。
次に、大根の葉を切り落とし実を転がし、真ん中に残っている水分を実全体へ。
準備がっ整ったら、樽に漬けていきます。
樽に隙間なく大根を敷き詰めていくのですが、パズルみたいで意外に楽しい。
敷き詰めた大根の上に、漬け糠を被せるように振り入れ、これを何段も繰り返していきます。
今回は3段(大根約30本)。最後に、切り落とした大根の葉を上に被せて、一掴み残しておいた塩を振りかけて完成です。
後は、しっかりと重しを乗せて冷暗所で10日~20日。水が揚がってきたら4~5日で食べられるそうです。
次の鴨川暮らしセミナーは、2月11日(土曜日)なので、ちょうど漬けあがっている頃ですね。
最後に参加者の声をご紹介します(※抜粋)。
・たくあん漬け、はじめて体験しました!!みかんや柿などの皮を入れるのが知らなかったです。鴨川に来たらぜひ作ってみようと思います。
・毎度楽しく参加させていただき、軽い生きがいになっています。ありがとうございます。
・いつも新しく知ることばかりです
・野菜が大好きなので、鴨川にきましてから、こちらの野菜のおいしさに感動しております。自分がつくったお野菜でしたら、うれしいであろうと思います。主人と二人でセミナーで教えて頂いたことからチャレンジしたいです。
・昔ながらの作り方など、手のこんだオリジナルのやり方を教わるのは楽しい。
次回セミナーは2月11日(土曜日)に開催予定です。
ジャガイモの植付や、本日脱穀した大豆で自家製味噌を仕込む予定です。
詳細はHPやFB、公式LINEにて随時告知しております。ご興味のある方はご覧くださいね。
Photo&Text Y.YAMANAKA