本文
鷹の爪でタバスコづくり 《ふるさと鴨川通信》
鴨川暮らしセミナー(かもくら)、3月11日(土曜日)に開催しました。
“かもくら”は、田舎暮らしを楽しくするスキルを学びながら地域の方や先輩移住者と交流できるイベント。野菜づくりのほか、四季を感じられる体験型の講座などを開いています。
令和4年度、最終回となる今回は9名の方が参加(うち初参加1名)。講師は刈込先生です。
いつもどおり座学で勉強した後は畑に出て実習スタート!
天気は良好。3月に入り、いつの間にかだいぶ暖かくなり、ハウスの中の気温は汗ばむ程になっていました。
まずはスティックブロッコリーの収穫。
講師にポイントを教わり、ハサミで収穫していきます。
だいぶ成長して花も咲いたものもありますが、炒めれば食べられるそうです。
続いてのコカブの播種は、外の畑にコカブ用の区画を用意し耕しておいたのですが、外はまだコカブには気温が低いことを講師から知らされ、場所を急遽ハウスの中に変更。参加者の方に耕してもらいました。
播種は間隔を6cmの列と、10cmの列にし発育の違いを観察することにしました。
そのほか、畑ではソラマメの土寄せや、ネギ坊主の収穫をおこないました。
みんなで土寄せ。成長の良い枝を残し、他は摘み取ることで花や実になる養分に回るようにします。
ネギ坊主、都会の人は意外と見たこと無い??
今回はネギ坊主以外は畑に残し、ネギを増やすことにしました。
収穫したスティックブロッコリーをおみやげに持ち、畑の実習は終了。
午後は、今年度畑で沢山とれた鷹の爪を使いタバスコ作りに挑戦しました。
こちらは前日に乾燥した鷹の爪を輪切りにし、お湯でふやかしたもの。
これにお酢や塩を入れ、ミキサーでドロドロになるまで粉砕していきます。
トウガラシは刺激物なので取り扱い注意!調理するときは手袋をしましょう。
トウガラシがしっかり粉砕されたら、完成。
一ヶ月冷蔵庫で寝かしたら食べごろです。
思ったより大量にできて小瓶だけでは納まりきらず、大瓶も使用。・・こんなに大量なもの持って帰る人いないだろうと思いましたが、参加者の中に持ち帰る強者がいました。
これにて今年度のかもくらセミナーは終了です。
みなさんご参加いただきありがとうございました。
来年度もよろしくお願いいたします!
最後に参加者の声をご紹介します(※抜粋)。
・今日製作したタバスコをできるだけ早く完食してまた自分で作ってみたいと思いました。
・スティックブロッコリーは次々と収穫できるので自分でも育てたいと思います。今までスティックブロッコリーの存在自体知りませんでした。
・毎度参加させて頂いて、農作業についての会話だけでなく近況等々の話もでき楽しいです。ありがとうございます。
・カブの種を1粒つまむのに苦労しました。タバスコ作りも楽しかったです。
次回セミナーは4月15日(土曜日)に開催予定です。
オクラやトウモロコシの播種などを予定しております。
詳細はHPやFB、公式LINEにて随時告知しております。ご興味のある方はご覧くださいね。
Photo&Text K.NEMOTO