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やっぱこれだね!昔ながらのたくあん漬け《ふるさと鴨川通信》
【鴨川暮らしセミナー(かもくら)vol.10 が令和6年1月20日(土曜日)に開催されました。】
“かもくら”は、田舎暮らしを楽しくするスキルが学べて、地域の方や先輩移住者とも交流ができるイベント。野菜づくりに始まり、四季折々の体験型講座なども盛り込みながら、毎月1回、開催しています。
今回は9名の方が参加されました。
開始前に雨がポツポツ降り始めて畑作業が心配ですが、まずはセミナー室で講師の刈込先生から作業のポイントを学び、畑での実習に向かいます。今回はハクサイ・キャベツ・ダイコン・ミズナの収獲やダイズの脱穀などを行いました。
まずはハクサイの収穫。収穫の目安は上から押してギュっと葉が詰まっていること。
さすがみなさん!前回も収穫した作物なので手慣れています。
次々に外側の葉を倒して、ハクサイの根本に包丁を入れていきます。
続いてキャベツの収穫です。キャベツの下側ってこんなに太い茎が生えているんですね。
スーパーの売り場では見ないので、始めて見た方たちは驚いていました。
お次はダイコンの収穫。かなり大きくなっており、抜くのも一苦労でしたが
立派なダイコンが収穫できました。
最後の収穫はハウスに移動しミズナです。かなり大きく育っており一株でも食べ応えがありそうです。そんな中少し変わったミズナの株を発見しました。
刈込先生に確認していただいたところ変異種?だそうです。
ダイコンとミズナが合わさった様な見た目で、作物を育てているとこの様な事が時々あるそうです。びっくりですね。
お昼前、最後の作業はダイズの脱穀になります。みなさんお話しながら鴨川の事や移住についてお話しながら情報交換していました。そうこうしている内にお昼の時間が迫ってきてラストスパート!
今日の収穫物は盛沢山!!
ダイコンの葉やニンジンの葉はあまりスーパーでは見かけないので貴重です。
個人的には豚肉と炒めて食べるのがおすすめ。
これで午前の畑作業は終了です。お天気も何とかもってくれて良かった。
午後からのスキルアップチャレンジは「昔ながらのたくあん漬け」
事前に干したダイコンの葉を切り落とし、まな板の上でゴリゴリします。
ゴリゴリする事でダイコンの水分が均一になるそうです。
次はタルにビニール袋を被せてダイコンを敷き詰めていきますが、ポイントがあります。
スキ間がなく敷き詰める事や高さを揃えなければならない等なかなか難しく、何度か並べ替えたり苦労しました。
米ヌカ・ザラメ・塩を混ぜ合わせたものをダイコンが均一に隠れる程度に被せ、
最後にダイコンの葉と塩をまぶしたらビニール袋の口を閉じ、蓋をしたら今回のスキルアップチャレンジは終了です。
後はスタッフで持ち帰って重石を乗せ、水抜きしておきます。
次回のかもくらセミナーで食べるのをお楽しみに!
皆様、お疲れ様でした~。
最後に参加者の声をご紹介します(※抜粋)。
・ハクサイの結球具合がどうやって確かめるか初めて知りました。
・土作りのヒントを色々いただいてありがたかったです。
・タクアン自分でも作ってみたいと思いました。
・収穫(ハクサイ)で包丁の入れ方、器具の使い方は勉強になります。タクアン漬けも並べ方1つで仕上がりが変わってしまう。ものづくりはおもしろいです。
・ダイズについて栽培だけでなく、収穫後の処理や調理法など興味が深まった。
次回セミナーは2月17日(土曜日)に開催予定です。
内容は今回セミナーで脱穀したダイズで味噌づくりなどを予定しております。
HPやFB、公式LINEでも詳細を告知予定ですので、是非ご覧ください。
M.NAKANO