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今年も味噌作りでストレス発散⁈ 《ふるさと鴨川通信》
【鴨川暮らしセミナー(かもくら)vol.11】を令和6年2月17日(土曜日)に開催いたしました。
“かもくら”は、田舎暮らしを楽しくするスキルが学べて、地域の方や先輩移住者とも交流ができるイベント。野菜づくりに始まり、四季折々の体験型講座なども盛り込みながら、毎月1回、開催しています。
今回は、初参加の方3名を含む、12名の方が参加されました。
いつも通り、セミナー室にて刈込講師から野菜の特性や作業のポイント、作業のコツ⁈などを学んだ後、いざ!畑での実習です。
まずはハクサイの収獲。
寒さにあたって外葉は傷んでいましたが、何枚か葉を取ると、「こんなに立派なハクサイだったんですね」との声が聞かれました。
お次は、ナバナの収穫。
種まきが遅かったので、やっと収穫できました。側枝が何度も収穫できるよう、収穫の仕方を学びました。
次は、ソラマメの管理作業。
主枝を摘芯し、元気な枝5~6本を残して小さな枝は切ってしまいます。周りの土を寄せて、真ん中にも土を盛り、追肥もしました。
その後、本日の畑作業のメイン、ジャガイモの植付け。
男爵、メークイン、キタアカリの3種類を植付けました。初参加の方は鍬作業も初めてとの事で、講師に教えていただきつつ体験されていました。
かもくら畑では、毎年モグラの被害も受けるので、ペットボトルを利用してモグラ除けも立てました。
最後に、暖かいハウスの中で育ったサンチュを収穫し、お土産盛りだくさん。
ここまでで午前の作業は終了。各自、昼食をとって再集合です。
午後一番は、畑実習時の質疑応答からスタートです。
講師より、スーパーでは滅多に売っていない、タマネギの葉。柔らかくて美味しく食べられると教えていただいたので、菜園で育てている人の特権⁈ 是非食してみようと思います。
さて、午後のスキルアップチャレンジは、毎年恒例の自家製味噌の仕込みです。
今年は、かもくら畑の大豆が不作でほんの少ししか穫れなかったため、購入した国産大豆と2種類仕込むことに。
前日から洗って水に浸けておいた大豆をたっぷりの水で柔らかく茹で、糀と天然塩と大豆の煮汁を混ぜ合わせたものをミンチ機でつぶし、樽に仕込みます。
樽に仕込む際、空気を抜く為に投げ入れるのですが、これが良いストレス発散⁈になるような…(笑)
なぜか、樽から外してしまったりしながら、ワイワイ楽しく仕込むことができました。
同時進行で、かもくら畑で穫れた大豆も仕込みましたが、こちらは少量の為自力でつぶし、樽ではなく密閉できる保存袋で仕込んでみました。
これは、スタッフも初の試みなのでチャレンジです。
美味しいお味噌が出来上がります様に…。
今回は、半端な糀があったのでスタッフが“サツマイモ甘酒”を作り、みなさんに味見していただきました。
更に、前回(1月20日)に仕込んだタクアンも出来上がったので、お土産にお持ち帰りいただきました。
※タクアンの写真を撮り忘れてしまったので、こちらは昨年の画像です。
これにて今回のかもくらセミナーは終了です。
ご参加いただいたみなさま、お疲れ様でした。
最後に参加者の声をご紹介します(※抜粋)。
・自家製味噌の作り方を学べてとても素晴らしい時間を過ごせました。機会があればtryしてみます!
・野菜を育てる環境はないけれど、とても興味がわいてきました。またセミナーに参加したいと思います。
・ソラマメの管理は主枝外ししかしてなかったので勉強になりました。サツマイモの甘酒はおいしかったです。
次回セミナーは、3月16日(土曜日)に開催予定です。
内容は、セロリの種まきと原木しいたけの駒打ち体験を予定しています。
HPやFB、公式LINEでも詳細を告知予定ですので、是非ご覧くださいませ。
(photo&text Y.YAMANAKA)