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自家製味噌と豆板醤であったか豚汁ランチ会《ふるさと鴨川通信》
【鴨川暮らしセミナー(かもくら)vol.9】を令和6年12月21日(土曜日)に開催いたしました。
“かもくら”は、田舎暮らしを楽しくするスキルが学べて、地域の方や先輩移住者とも交流ができるイベント。野菜づくりに始まり、四季折々の体験型講座なども盛り込みながら、毎月1回開催しています。
9回目となるセミナーへ15名の方が参加してくださいました。
今回の講師は山口先生です。
まずは座学で本日の作業について学びます
本日収穫するサトイモやダイコンの収穫方法や保存方法。田舎暮らしならではの調理の仕方やおいしい食べ方を教えていただきました。
また、畑作業に使う農具や包丁のメンテナンスについて教えていただいたら、かもくら畑に移動し、実践です。
まず始めはサトイモの収穫です。掘り出すコツはフォークを真っすぐに差し込み2人で挟み込むように掘り上げること
親芋、子芋、孫芋を実際に確認しながら先生に解説していただき、取り分け方、下処理の仕方を教わります。
続いてはダイコンの収穫です。
立派なダイコンが採れました。葉も塩揉みしておいしく食べられます。町のスーパーでは葉なしで販売されていることが多いので、実際に食べることができるのは収穫した人の特権ですね!
次は農具の管理。包丁や鎌などの刃の研ぎ方を教わります。
包丁は最初に片刃の和包丁か両刃の洋包丁か見極めます。
砥石は使う前に水に浸しておきますが、滑りが悪くなった時は水を少し足しましょう。研ぐ時は「のの字」を描くように研ぐと良いそうです。
次は鎌の研ぎ方です。鎌の場合は鎌をしっかり固定して砥石を動かして研ぎます。皆さん黙々と作業。時間を忘れ無心で研いでいました。
今回のお昼ご飯はセミナーで手作りした自家製味噌と自家製豆板醤を使ったランチ会です。収穫した食材を手にセミナー室に戻りましょう!
今回は各班に分かれてメインの豚汁を作っていただきます。
まずは収穫したてのサトイモを切り茹でこぼししたら、豚肉、かもくら畑のダイコン、ナガネギやその他の具材を投入し炒めます。
水を加えて、具材に火が通ったら、かもくら自家製味噌を溶き入れ完成です。
みなさん食べ比べして、どこの班が一番おいしくできたか盛り上がっていましたよ~♪
今年のかもくら自家製味噌も良い出来でした。余った味噌は参加者の皆さんのおみやげとしてお持ち帰りです。
みなさんが豚汁を作っている間に、スタッフが採れたてシュンギクサラダと豆板醤肉味噌を作ったのでいっしょに召し上がれ!
お米は今回土鍋で挑戦!コツが分かれば以外と簡単。おこげも良い感じです。
今回のスキルアップチャレンジはターメリックラテ作りとカラシ巻きダイコン作りです。
ターメリックはウコンの一種です。いったいどんな味がするのか!?以前に乾燥させ、保存したものがあるので、豆乳ラテに加えていただきます。
少しクセはありましたが、砂糖やシナモンを加えおいしく飲めました。
続いてカラシ巻きダイコン作りです。
ダイコンを3ミリぐらいの厚さに切り天日干しにします。
天日干しはスタッフで作業しておきますので、それ以降の工程は次回のお楽しみです。
これにてかもくらセミナーVol.9は終了となります。皆さんお疲れ様でした。
最後に参加者の声をご紹介します(※抜粋)。
- 農具の手入れに関しては大変参考になりました。道具を大切にする事を教えて頂きました。今後大切にするようにします。
- カマの砥ぎ方が勉強になりました。掘りたてのサトイモが美味しすぎて、豚汁が感動しました。今年自分の畑で大豆が収穫できない株があったので、質問したら土がよくなかったと教えてもらいました。いつもいろいろな準備をありがとうございます。
- 前回作ったみそと豆板醬の美味しさに感動です。
- いつも先生の農作業のやり方勉強になります。
- 豚汁の作り方、とても美味しくできました。ターメリックラテも思っていたより美味しくてよかったです。
- サトイモの掘り方はじめて知りました。親芋があって子芋や孫芋が成るのはおもしろいなと感じました。ダイコンのひきぬきはスカッとリフレッシュして抜くことができました。あとは皆さんと料理したのが楽しかったです。
次回セミナーは1月18日(土曜日)に開催予定です。
ダイコン、ハクサイの収穫、カラシ巻きダイコンづくりなどを予定しております。
詳細はHPやFB、公式LINEにて随時告知しております。ご興味のある方はご覧ください。
M・N