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どうなる?!餅つき「餅つきと食の講演会 第6弾」《ふるさと鴨川通信》
今回の鴨川暮らしセミナー(通称:かもくら※)のスペシャル企画、第6弾は「餅つきと食の講演会」です。
テレビ番組にも出演している、東京大学大学院特任教授、鈴木宣弘氏の講演会が大山公民館で開催と聞き、最近ではなかなか体験できない「餅つき」を併せてのかもくらスペシャルとなりました。
※通常のかもくらセミナーは畑での野菜づくりと、四季折々の体験型講座なども盛り込みながら、毎月1回、開催しています。田舎暮らしを楽しくするスキルが学べて、地域の方や先輩移住者とも交流ができるイベントです。
せっかくの餅つきは屋外を考えていたので、晴れて一安心。センター職員は最少人数で餅つき体験者は1名、少々不安な1日の始まりです。
今回の参加者は12名、大山公民館にお集まりいただきました。
公民館に着いたら、準備することが沢山。まずはお湯を沸かし、臼と杵を浸します。
受付が終わった参加者の方から準備を手伝っていただきました。幸運なことに参加者で餅つきに詳しい方がいて、よくわからなかったもち米の蒸しあがりの目安も教えていただくことができました。(蒸す前の米は白く、蒸しあがった米は透明になるそうです。あとは試食して芯がなければOK)
ダイコンおろし、ぜんざい、みたらしタレ作り、集合時間前に完成です!
まずはスタッフからの開会のあいさつなどを行い、終わると丁度もち米が蒸しあがりました。1回目の餅つきのスタートです!
最初からつかずに、小杵で体重をかけてグイグイともち米を潰します。臼のまわりを回りながら均一に潰し団子状にするのがポイントです。
「つき手」と「合いの手」に分かれます。男性は杵を高く持ち上げることができますが、見た目以上に杵は重く、女性は難しいようでした。
合いの手の人はリズムよく、「はい」となれている人は「はいよ~」と声掛けします。
参加者皆さん「つき手」を楽しそうに全員体験。「合いの手」は女性陣、中腰で手にお湯に浸し、杵と餅がつかないように、湿らします。見た目以上に重労働です。
粒感がなくなったら完成!!
ちぎり方の見本をみせていただき、みんなで作業します。
ちぎり終わったら、早速試食タイム!つきたてのお餅は弾力がありモチモチ、好きなトッピングで味見です。
試食していると、2回目のもち米が蒸しあがりました。
今度は男性陣が頑張り、1度目より早くつき終わりました。
2度目の餅をちぎり終わったころ、風が強くなってきたので談話室に移動です。
ぜんざいといそべもちのトッピングも加わり、テーブルを囲んでみんなで試食です。
いろいろなトッピングもあり、皆さん沢山召しあがっていました。不安なスタートでしたが、皆さんの協力のおかげで、予定時間よりも早く終わることができました。
皆さま本当にありがとうございました。
講演会までは時間があり天気も良かったので、参加者の皆さんは大山公民館周辺の散策などを楽しまれているようでした。
続いて、午後の部の講演会のスタートです。
講演時間は約2時間、鈴木宣弘教授の話は鉄板ネタ?などもあり、時間が早く感じました。国内自給率の低さ、輸入品の遺伝子組み換えや、農薬の残留の話など、いろいろ考えさせられることばかりでした。最後に質問コーナーがあり、移住者の方が、家庭菜園は農家を増やす足かせになりますか?の問いに、まずは家庭菜園からとの答え。毎月開催のかもくらセミナーに繋がっていると思い、有意義な時間を過ごすことができました。
最後に参加者の皆さんの声をご紹介します。
・もちつきと午後の講演のお話し、両方とも楽しかったです。
・今回も大変充実させていただきました。ありがとうございました。
・滅多にもちつきをしないので、(もち米をふかすところから始めるもちつき)、とてもよい経験になりました。
・実際に杵つきを体験できて重たかったけど面白かったです。つきたてのお餅おいしかったです。
次回、通常のかもくらセミナー(第11回)は2月15日(土曜日)に開催予定です。
内容はハクサイ収穫やジャガイモの播種などを予定しております。
HPや公式LINEでも詳細を告知予定です。是非ご覧ください。
(photo&text t.nishimura)