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令和7年度 第1回目は夏野菜の植え付け&野草の活用法!《ふるさと鴨川通信》
令和7年度 第1回目の鴨川暮らしセミナー(かもくら)は、4月19日(土曜日)に開催いたしました。
“かもくら”は、田舎暮らしを楽しくするスキルを学びながら地域の方や先輩移住者と交流できるイベント。野菜づくりのほか、四季を感じられる体験型の講座などを開いています。
今回は20名の方が参加(うち初参加5名)。講師は山口先生からのスタートです。
お天気が良く、とても暑くなりそうです。毎年この時期は夏野菜の播種、定植、植え付けなど、作業は盛りだくさん。
毎年恒例、まずは、新年度第1回目という事で、スタッフ、初参加者の紹介から始めます。
そして、山口講師から座学で作物の性質や育て方などのポイントを教えていただきます。
まずは昨年秋に植え付けていたタマネギの収穫から始めます。
収獲したての新タマネギ、瑞々しくて美味しいんですよね。
お次はワケギとエシャレット(ラッキョウを早採りしたもの)の収穫。ワケギは来年の種に、エシャレットは味噌などをつけて生食していただけます。
次は、サトイモの植付です。去年のサトイモを掘り起こし、子イモを植付します。
つづいては、ナス・甘長トウガラシの苗の植え付けと風除けの行灯がけを教えていただきました。
お次は、早生エダマメと、トウモロコシの種まき。腰を曲げずに種を蒔く(楽する?)方法を教えていただきました。
まだまだ作業があります。次にハウスへ移動し、ミニトマトの苗の植え付けとコカブとホウレンソウの収穫をしました。
参加者皆様のご協力もあり、少し作業が巻きで進んでいたので、土作りについての説明と実際に体験もしていただきました。
(急遽作業でしたので、画像の撮影失念しました…)
ここまででやっと畑での実習も終わり、お昼休憩を挟み、午後はセミナー室でスキルアップチャレンジ、野草の活用法です。
午後のスキルアップチャレンジは、野草の活用法。道端によく見かける万能野草、「ヨモギ」を使い、「ヨモギオイル」を作ってみます。
工程は簡単。オイルに洗って乾かしたヨモギの葉をじっくり煮出すだけ。
ただし!オイルの温度が上がりすぎるとヨモギの素揚げになってしまうため、火加減注意です!!
ヨモギを煮出している間、本日収穫した「新タマネギ」の利用法として、「タマネギ麹」も作っていただきました。
こちらも工程は簡単。新タマネギをフードプロセッサーでドロドロ状態にし、麹に塩を混ぜたものと合わせるだけ。清潔な容器に入れ、毎日1回かき混ぜながら4日~1週間ほどでまろやかな香りになればできあがり。
事前にスタッフが作っておいたタマネギ麹を使って、フレンチドレッシングを作り、本日収穫したコカブを蒸して、タマネギ麹ドレッシングと共にいただきました。
みなさんの協力で本日の作業は終了!みなさんお疲れ様でした!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
最後に参加者の声をご紹介します(※抜粋)。
●畑の土の作り方などとても参考になりました。それぞれの野菜のちょっとしたポイントなど聞けて良かったです。
●エダマメを3本にすると外側にマメができるのは勉強になった。 タマネギの収穫時期について、葉がたおれても一週間程度おいたほうが玉が大きくなるのは初めて知りました。
●土作りの方法、モグラ対策、カラス対策がためになりました。やってみます。
●土作り大変役にたちました。作る作物によって肥料の量の違いなど、知ることができてよかった。 あとカラスよけの‶テグス″覚えました。
次回セミナーは5月17日(土曜日)に開催予定です。
夏野菜苗の定植や草刈り機講習などを予定しております。
詳細はHPやFB、公式LINEにて随時告知しております。ご興味のある方はご覧くださいね。
(photo&text y.y)