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令和7年度 かもくらスペシャル 第1弾 「鴨川 空き家巡り」 《ふるさと鴨川通信》
今回の鴨川暮らしセミナー(通称:かもくら※)のスペシャル企画、第1弾は、田舎暮らしを考えた時、まずは“住まい“と“仕事“が不可欠。ということで、大人気企画の「空き家巡り」を開催いたしました。
※通常のかもくらセミナーは畑での野菜づくりと、四季折々の体験型講座なども盛り込みながら、毎月1回、開催しています。田舎暮らしを楽しくするスキルが学べて、地域の方や先輩移住者とも交流ができるイベントです。
残念ながら当日は、霧雨の降る悪天候。にもかかわらず、定員12名のうち当日体調不良の方1名キャンセルがありましたが、11名の方がご参加くださいました。
また、そのうち10名が通常セミナーに参加したことのない方々でした。
市役所1階ロビーに集合し、受付を済ませた後、まずは本日のスケジュールと簡単なスタッフ紹介をして、いざ!出発。
本日の1件目は、海まですぐの浜荻地区の一戸建て貸家。
2件目は、天津エリアの2階建て住宅の売家です。
3件目への移動途中で、トイレ休憩も兼ねて「道の港 まるたけ」へ立ち寄り、ほんの少しお買い物タイム。
3件目は、和泉エリアの平屋建ての貸家です。
平屋建ての綺麗な室内にみなさん、テンション上がっています。
そろそろお昼近くになってきたので、少し足を延ばして「道の駅 鴨川オーシャンパーク」のレストランで昼食です。
今回は特別メニューをお願いして、海を眺めながら「ブリ尽くし定食」をいただきました。お刺身、焼きブリ、煮魚とそれぞれとても美味しかったです。
お腹いっぱいになったところで、予定にはなかったのですが、近くで移住者さんが営んでいる「天面マーケット」へも寄らせていただきました。
午後の1、2件目は、宮エリアで平屋建ての貸家と、売家をご覧いただき、最後は代エリアの、未公開売家物件をご覧いただきました。←準備が整い次第、空き家バンクにて公開予定です。
空き家巡りはここまで。トータル7件をご覧いただきました。
鴨川を知っていただくためにも、見事な茅葺屋根の房総民家が見学できる、鴨川出身で大蔵大臣も務めた「水田三喜男」さんの生家を訪ねました。
とても丁寧に維持されており、屋根裏に上がるととても太い梁や柱が残っており、囲炉裏や竈なども現役で使えるとのこと。現在、登録有形文化財として登録されているそうです。とても貴重なものが鴨川に残っていることが、素晴らしいですね!
帰り道に、「みんなみの里」でトイレ休憩を取り、市役所へ戻り、本日のアンケートをご記入いただいて、終了となりました。
丸1日、いろいろな物件をご覧いただき、本日はご参加、お疲れ様でした。
また、空き家の情報提供をいただいた会員不動産業者様も、ご協力本当にありがとうございました。
最後に参加者の皆さんの声をご紹介します。(一部抜粋)
- 楽しかったです。色々な人のお話も聞けましたし、空き家をめぐるだけでなく、さらに鴨川の魅力をたくさん知れました。
- 興味のある物件を内覧でき、また水田三喜男の生家見学もあり充実しました。
- 気になっていた地域に行けてよかった。
- スタッフの方が、一生懸命に進めていただけて楽しかったです。ありがとうございました。
- 賃貸だけではなく売家も見学できたのが楽しかったです。家はその前の住人がどの様にくらしていたか知る事ができておもしろかったです。
次回、通常のかもくらセミナー(第3回)は6月21日(土曜日)に開催予定です。
内容はジャガイモの収穫などのほか、安房地域の郷土料理、サンガ焼きでランチ会を予定しております。
HPや公式LINEでも詳細を告知予定です。是非ご覧ください。
(photo&text Y.YAMANAKA)