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令和7年度 かもくらVOL.4 ナス・甘長トウガラシ・エダマメ・ミニトマトの収穫&赤シソジュース作り 《ふるさと鴨川通信》
令和7年度 第4回目の鴨川暮らしセミナー(かもくら)は、7月19日(土曜日)に開催いたしました。
“かもくら”は、田舎暮らしを楽しくするスキルを学びながら地域の方や先輩移住者と交流できるイベント。野菜づくりのほか、四季を感じられる体験型の講座などを開いています。
梅雨も明け、からっと晴れた7月の三連休初日。今回は12名の方が参加(うち初参加1名)してくださいました。
いつものとおり初参加の方に自己紹介をしていただいたあとは、座学で畑の作物について学んでいきます。
今回の講師は刈込先生、参加者からの質問にも豊富な知識で答えてくださいます。
座学を終えたら、畑での実習です。
先生曰く、作業していて汗が出なくなったら非常に危険とのこと!
暑いので気を付けていきましょう。
畑に到着すると、まず先生がナスの花を見せて説明。
ナスは雌しべの長さで生育の状態がわかるそうで、雌しべが雄しべよりも長く伸びていると生育は順調。逆に雄しべよりも短いと肥料不足だったりするのだそうです。
一通り作業のポイントを聞いたら、みんなで収穫からスタートです!
今回はナス、甘長トウガラシ、エダマメ、ミニトマトを収穫していきました。
ナス、いい感じ(大きくなりすぎ?)ですね。
午後のスキルアップチャレンジの「赤シソジュース」に使用するする赤シソも収穫しておきます。
お土産、たくさんとれました。
収穫の次は、晩生エダマメの播種。
畑の上を歩いた足跡の穴に種を蒔きます。
最後は、サトイモの土寄せ。
暑い中ハードな作業でしたが、汗をかきかき、みんなで頑張りました。
お昼休憩を挟んだら、スキルアップチャレンジ。
今回は畑で収穫した赤シソを使い、「赤シソジュース」をつくります。
2班に分かれ、赤シソだけのものと、青ジソを少し加えたものの2種類を作ります。
赤シソの葉をよく洗い、鍋で煮ます。
写真だとわかりにくいですが、煮ると赤シソの色素が抜けて葉っぱが緑色に変わりました。20分ほど煮たら煮汁を濾し、砂糖とお酢を入れ、少し煮立てたらシソジュースの原液の完成です。
お酢を入れると、一瞬で煮汁がきれいなルビー色になりました!
完成した原液を冷まし、炭酸水で割ったら、シソジュースの出来上がり。
シソの風味がほのかにして、爽やかで飲みやすいです!
みんなで試飲タイム。暑さで疲れた身体に赤シソジュースが染み渡ります。。
「おいしい!お酒で割ってみたい!」との声も。
ちなみに今回は青ジソ入りのジュースの方が人気で、こちらの方が“シソ感”があるとのことでした。
最後に参加者の声をご紹介します(※抜粋)。
・ナスの花の柱頭と花粉の高さで生育状況がわかるのは今まで知りませんでした。
・自宅でナスを栽培しているが、実がつかない原因が分かった様な気がする。
・サトイモの土寄せがあんなに大変だと思いませんでした。大きく成長してほしいです。
・昨年も赤シソジュースを作り、赤シソのみの方がおいしかったような気がしたのですが、今回は青ジソを入れた方がおいしくいただけました。
・お土産野菜が多くてうれしいです。おいしく食べます。
次回セミナーは8月16日土曜日に開催予定です。
エシャレット、ワケギの植え付け等を予定しております。
詳細はHPやFB、公式LINEにて随時告知しております。ご興味のある方はご覧ください。
(photo&text K.N)