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令和7年度 かもくらVOL.8 簡単そうで難しい?!干し柿のコツ《ふるさと鴨川通信》

令和7年度 第8回目の鴨川暮らしセミナー(かもくら)を11月15日(土曜日)に開催いたしました。
“かもくら”は、田舎暮らしを楽しくするスキルを学びながら地域の方や先輩移住者と交流できるイベント。野菜づくりのほか、四季を感じられる体験型の講座などを開いています。
集合場所はいつものように総合交流ターミナル「里のMUJI みんなみの里」のセミナー室です。
なんとも秋らしく、とても過ごしやすい絶好の畑作業日和です。
今回は23名(うち初参加7名)と多くの方が参加してくださいました。

まずはいつものように座学からスタートします。
今回の講師の刈込先生からサツマイモの品種ごと特性や作業のポイントを伺います。
座学のあとは、かもくら畑に移動し実習です。
まず最初に先月に引き続いてサツマイモを収穫しました。


品種はしっとり系の「べにはるか」まずまずの出来でした~♪

そしてサトイモも収穫時期を迎えましたよ~。

続いてソラマメの定植です。

株間は50cm、畝間はたっぷり1m取ります。

タマネギも植え付けます。(今回は作業がてんこ盛りです)

ハウス内ではスナップエンドウを定植しました。
ハウス栽培なら風対策は特に必要ありませんが、露地栽培される場合は笹竹などを利用しての風対策が必須です。

正午をすっかり回りましたが、ラストは焼き芋の準備です。
「べにはるか」は糖化のプロセスを経て甘みを増します。なのであえて今日の掘り立ては使わず、事前に収穫しておいたイモを洗い、新聞紙にくるみ水にくぐらせ、アルミホイルでぴっちりと巻いたら準備完了!
午後が楽しみです♪
お昼休憩を挟みスキルアップチャレンジしたのは「干し柿」

皮を剥いて紐で結び吊るす、というごく単純な手順ではありますが、比較的暖かい房総でカビさせずに作ることは以外に難しいです。
干す前にお湯に浸したり、度数の高い焼酎をスプレーするなどして対策します。

最後に熱々の焼き芋を堪能してセミナーは終了です。
最後に参加者の声をご紹介します(※抜粋)。
・さつまいもの保存方法と、長持ちする玉ねぎの見極め方は、今後の日常生活に生かしたいと思っています。
・普段食べている野菜がそもそも最初はどういった状態かも知らなかったので、新たな学びになりました。(たまねぎが最初はあんなに細かい根なことにびっくりしました!)
・干し柿は初めて作りました。出来上がりが楽しみです。くさらない様にしなければ!
・皆様大変気さくな方ばかりで、鴨川の情報なども共有していただき、大変勉強になりました。
・新しい参加者が増えてうれしいですね。移住につながることを願っています。
次回セミナーも第3土曜日(12月20日)に開催いたします。
ダイコン、ニンジン、シュンギクの収穫等を予定しております。
詳細はHPやFB、公式LINEにて随時告知します。
ご興味のある方はご覧ください。
(photo&text KIMI)















