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令和7年度 かもくらスペシャル 第5弾 「かもワーク2025」 《ふるさと鴨川通信》
今回の鴨川暮らしセミナー(通称:かもくら※)のスペシャル企画、第5弾「カモワーク2025」は”鴨川市のお仕事”にスポットを当て、人材を求めている市内の企業(団体)に直接訪問。実際の職場の雰囲気をリアルに体験し、採用担当者様よりお仕事情報などをご紹介いただきます。
※通常のかもくらセミナーは畑での野菜づくりと、四季折々の体験型講座なども盛り込みながら、毎月1回、開催しています。田舎暮らしを楽しくするスキルが学べて、地域の方や先輩移住者とも交流ができるイベントです。
今回は定員いっぱいの12名の方に申し込みいただきましたが。急遽1名が欠席となり11名での開催です。
当日は天気に恵まれ気持ちの良い朝となりました。
市役所に集合し、受付を済ませたらレンタカーに分乗して出発です。
最初の見学先は亀田メディカルセンターさん。
亀田メディカルセンターは全国でも屈指の医療施設で職員数は何と約3,600名!
医療以外にもいろいろなお仕事があり、資格がなくても働けるお仕事を紹介していただきます。
採用担当の方の案内のもと、実際に施設内を見学していきます。
撮影できる場所が限られていたので写真ではお伝えできないのですが、普段見ることのできない病院の裏側や働いている方の姿をたくさん見学させて頂きました。
他にも福利厚生や院内施設、クラブ活動なども充実しており従業員への手厚い待遇も大きな魅力ですね。
これだけ充実した設備のある病院が鴨川にあることは、移住検討者には心強いのではないかと感じました。
続いては和泉営農組合さんへ見学に伺いました。
和泉営農組合さんは稲作(コシヒカリ)をメインに鴨川市在来種のブランド枝豆“鴨川七里”、生姜、菜花などを栽培している鴨川では大手の営農組合です。
まず目に入ったのが大きな農業機械。和泉営農さんは新しい技術や機械を積極的に取り入れています。中には1,000万円以上する機会もあるそうです。個人で購入するのは難しいですね(汗)。
和泉営農さんに就職すればこのような機械も操縦できるそうですよ♪
また実際のお仕事内容のお話では厳しい面も教えていただきました。
「農業は自然相手。天候や雑草、虫と日々闘いながら安定した収量を得なければならい」そのプレッシャーは大変なもののようです。
最後に実際に作物を育てている畑を見せていただきました。
和泉営農さんでは稲作の裏作に菜花を育てています。これは菜な畑ロードといって鴨川の温暖な気候を利用した観光スポットとなっています。このように地域の活性化につながる活動にも力を入れているそうです。
ランチは市内の「料理石川」さんにおじゃましました。
ここは地元の食材に拘った老舗の和食処。いつもお客さんでいっぱいの人気店です。
鴨川が誇るブランド米“長狭米”や地魚を美味しくいただきました。
最後の見学先は千葉県立鴨川青少年自然の家です。
鴨川青少年自然の家では青少年が健全な精神を育むことを目的として、宿泊を通した生涯学習の他、アウトドアなどのイベントの開催を主な活動内容としている海洋型青少年教育施設です。
所長直々にお話をしていただきました。
立地が良く鴨川の美しい海、木々に囲まれた豊かな自然の中で仕事ができる喜びや、休日日数が多く、ライフワークバランスを重視した方には最適だとお話いただきました。
いろいろとやりがいはありますが何といっても一番は活動中の子供たちの笑顔だといいます。
職場見学が終わり最後にKamogawa SEASIDE BASEさんに立ち寄りました。アメリカ西海岸をイメージしたスポットでカフェや、食堂などがあり、前原横渚海岸が一望できる人気の場所となっています。
みなさんおいしいスイーツを食べたり、おみやげを購入したり、海風にあたったりと思い思いに過ごされていました。
市役所に戻りアンケートを記入していただいて終了となりました。
移動中も参加者のみなさんで情報交換なども出来、満足のいくイベントとなったようです♪
最後に参加者の皆さんの声をご紹介します。
・なかなか見られない裏側を見られたのは良かったです。
・教育関係について更に体験したい。初めて参加させていただいたのが大大大満足です。担当者の方々に大変お世話になりました。ありがとうございました!
・病院内の裏側が見学でき、知らない職種があり未経験でも可能な仕事が多かったので知れて良かったです。会議室からの見晴らしがとても素晴らしかった!!
・農業について興味がありましたので、色々と知れてよかったです。
・農業経験はないが、菜の花やエダマメ等の栽培・収穫についてや、米経営展開についての工夫、勉強になった。
ひと対ひと、教える立場として難しさを感じるが、それなりのやりがいを得られる職場の様に感じた。キャンプ等の指導に興味が湧いた。社会保証もしっかりしているので。
(photo&text m.nakano)















