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鴨川市・早稲田大学交流事業「おもしろ科学実験教室」
鴨川市と早稲田大学の交流事業「おもしろ科学実験教室」が8月25日(木曜日)、総合運動施設の文化体育館で3年ぶりに開催されました。これには、市内の小学生90人が参加しました。事前に申し込みをした児童は、早稲田大学理工センターの企画運営による、低学年向け「オリジナルペーパーフラワーを作ろう」と高学年向け「“ゆらゆらテーブル”を作って地震に強い構造を知ろう」の2つの実験を体験。理工センターの講師の説明を食い入るように聞きながら一所懸命に実験装置を組み立て、普段経験できない高度な実験に触れ、興味深く真剣な表情で取り組んでいました。
また、長狭高等学校科学部による「スライムを作ろう!」と「空気砲で遊ぼう!」や鴨川警察署による鑑識体験「指紋を採ってみよう」、生涯学習人材バンクのボランティアが指導する「竹トンボを作ろう」など、当日でも気軽に参加できる実験や体験も大人気。参加児童から「夏休みの自由研究になった」「初めての体験があって楽しかった」「自分で作ることができてうれしかったけど、なぜかうまく飛ばなかった」「科学にすごく興味を持った」「科学の博士になりたい」など、さまざまな声が聞かれました。
今年で23回目を迎えた「おもしろ科学実験教室」は、コロナ禍での開催となるため、午前と午後の2部制で開催しました。三密回避や人との距離の確保、マスク着用、手指消毒など基本的な感染防止策はもちろんのこと、会場の状況に応じた換気、会話を伴う実験でのパーテーションの設置など当日の対策に加え、10日以上前から参加者とスタッフ全員の健康観察を行っており、本実験教室用に作成した「感染防止安全計画(兼チェックリスト)」に基づき、慎重に安全対策を講じ実施に至りました。
児童たちは、この事業を通して、新学期のスタートを前に充実した学びの一時を過ごしている様子でした。
ゆらゆらテーブル”を作って地震に強い構造を知ろう
オリジナルペーパーフラワーを作ろう
スライムを作ろう!
空気砲で遊ぼう!
指紋を採ってみよう
竹トンボを作ろう