ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

自らの命を守るために

ページID:0000270 更新日:2021年8月30日更新 印刷ページ表示

災害に対するご家庭での備え

自らの命は自らが守る

 災害による被害をできるだけ少なくするためには、一人ひとりが自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」が重要です。
 その中でも基本となるのは「自助」。一人ひとりが自分の身を守り、災害に備えることが大切となります。防災対策には「十分」、「絶対大丈夫」ということは、ありません。
 一人ひとりが自分の周りにどのような災害の危険が及ぶのかを考え、被害をできるだけ少なくするために必要な対策を講じましょう。

1)防災マップで危険箇所と避難施設を確認

 日ごろから、市が作成した「防災マップ」を確認し、地震や台風など、災害ごとの具体的な避難先や家族の役割分担について話し合っておきましょう。

2)家具の転倒・落下防止、家屋の補強を

 地震のときは家具の転倒・落下によりけがをしたり、倒れた家具で出入り口がふさがれ、避難が難しくなる恐れがあります。L字金具や突っ張り棒でしっかり固定しましょう。台風などの場合は、雨風が強くなる前に家屋を補強したり、瓦・植木鉢などが飛ばないよう固定・移動しておきましょう。

3)停電や断水に備えて備蓄を

 急な停電や災害で困らないよう、普段からご家庭で食料品や日用品を備蓄しておきましょう。
 食料品は、消費期限が迫ってきたら新しいものを買い足して古いものを消費し、長期の備えをしましょう。

  • 飲料水
    • ペットボトルで1人1日3リットル×3日分×人数
  • 非常食料
    • 非常用アルファ米やパックご飯
    • レトルト食品
    • 缶詰
    • カップ麺など
  • 非常照明
    • 懐中電灯
    • ランタンなど
  • その他日用品など
    • トイレットペーパー
    • モバイルバッテリー
    • カセットコンロ・ボンベ
    • 乾電池など

4)高齢者等避難などが出たら危険な場所から迷わず避難

 市では、防災行政無線や防災ラジオ、安全・安心メールなどを使って防災情報を発表しています。「避難準備情報」が出たら避難を準備し、「高齢者等避難」や「避難指示」が発令された場合は直ちに避難行動を開始しましょう。
 ただし、自宅の安全が確保されている場合には必ずしも避難所に避難する必要はありません。
 新型コロナウイルスの感染拡大が心配される中、大勢が集まる避難所へ行くことは感染リスクが高くなります。
 「在宅避難」や安全な親戚や知人宅に避難することも検討してください。

避難所に避難する際のお願い

 市の備蓄品には限りがあるため、避難所に避難する際は、飲料水、食料、毛布、常備薬などのほか、マスク、体温計、消毒液、室内履き、ビニール袋(外履き保管用)などをお持ちください。
 また、避難所では、検温や健康状態の確認、マスクの着用、手洗い(手指消毒)や咳エチケットの徹底などにご協力ください。

マイ・タイムライン(災害時の行動計画)をまとめておきましょう

 マイ・タイムラインは、台風や大雨など、これから起こるかもしれない災害に対し、あらかじめ自分自身がとる防災行動を時系列的に整理し、行動計画としてまとめておくものです。

 これは、平成27年9月関東・東北集中豪雨における避難の遅れや避難者の孤立の発生を受け、国、茨城県、鬼怒川・小貝川沿川市町で構成される「鬼怒川・小貝川下流域大規模氾濫に関する減災対策協議会」が検討・作成したもので、現在は鬼怒川・小貝川流域にお住まいの方だけではなく、汎用型として作成されたものも紹介されています。

 マイ・タイムラインの資料は、国土交通省関東地方整備局のホームページから入手できます。

 自分たちの住んでいる地区のリスクを知り、災害への備えを考え、一人ひとりのタイムラインを作成しましょう。

国土交通省関東地方整備局 マイ・タイムライン<外部リンク>

関連リンク


自分と家族で生き残る「自助」
地域の助け合いで生き延びる「共助」
国や地方公共団体などが取り組む「公助」
被災してしまったら