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ワクチンの有効期間は、一定期間ワクチンを保存した場合に品質が保たれるかについて、このワクチンを製造・販売する企業において集められたデータに基づき、薬事上の手続きを経て、設定されます。
このため、一度有効期間を設定した後であっても、この企業において、引き続き、より長くワクチンを保存した場合に品質が保たれることについてデータが集められれば、そのデータに基づき、薬事上の手続きを経て、有効期間が延長されることがあります。
延長前の有効期間を前提とした有効期限(最終有効年月日)が印字されているワクチンも、現在、流通し、使用されています。
ファイザー社ワクチン(12 歳以上用、1価:起源株)・ファイザー社ワクチン(12 歳以上用、2価:起源株/オミクロン株)・ファイザー社ワクチン(5~11 歳用)・ファイザー社ワクチン(6 か月~4歳用)については、有効期間を18か月として、モデルナ社ワクチンについては、有効期間を9か月として、取り扱って差しつかえないとされています。
このため、接種済証に貼られたワクチンシールに印字されたワクチンの「最終有効年月日」が接種日より前の日付になっていることがありますが、上記により有効期限が延長されているロットについては、延長後の有効期限内であれば接種して差しつかえないとされておりますので、ご安心ください。
有効期限が延長されているロットについては、ファイザー社ワクチン(12歳以上用、1価:起源株)の有効期限について(厚生労働省の事務連絡 別添1) [PDFファイル/118KB]をご確認ください。
有効期間が6か月、9か月または12か月であるという前提で有効期限が印字されていますので、別添1のとおり、新しい有効期限は印字されている有効期限より長くなります。
有効期限が延長されているロットについては、ファイザー社ワクチン(5~11歳用)の有効期限について(厚生労働省の事務連絡 別添2) [PDFファイル/113KB]をご確認ください。
有効期間が6か月、9か月または12か月であるという前提で有効期限が印字されていますので、別添1のとおり、新しい有効期限は印字されている有効期限より長くなります。
有効期限が延長されているロットについては、モデルナ社ワクチンの有効期限について(厚生労働省の事務連絡 別添3) [PDFファイル/111KB]をご確認ください。
有効期間が6か月または7か月であるという前提で有効期限が印字されていますので、別添3のとおり、新しい有効期限は印字されている有効期限より長くなります。
有効期限が延長されているロットについては、 ファイザー社ワクチン(12歳以上用、2価:起源株/オミクロン株)の有効期限について(厚生労働省の事務連絡 別添4) [PDFファイル/112KB]をご確認ください。
有効期間が12か月であるという前提で有効期限が印字されていますので、別添4のとおり、新しい有効期限は印字されている有効期限より長くなります。
有効期限が延長されているロットについては、 ファイザー社ワクチン(6か月~4歳用)の有効期限について (厚生労働省の事務連絡 別添5) [PDFファイル/79KB]をご確認ください。
有効期間が12か月であるという前提で有効期限が印字されていますので、別添5のとおり、新しい有効期限は印字されている有効期限より長くなります。
接種済証に貼られているロットシールの「製造番号」から実際の有効期限をご確認ください。
ご確認が難しい場合は、健康推進課 新型コロナ対策室(04-7093-7151)までご連絡ください。