令和4年度　二十歳の集い実行委員の皆さん

　1月8日に鴨川シーワールドで開催された「二十歳の集い」は、5人の実行委員が学業や仕事で忙しい中、昨年の夏から準備を進め、司会や国家独唱、代表謝辞を務めました。
　実行委員の皆さんから将来の夢や抱負を伺いましたので紹介します。

※式典の様子や出席された皆さんの写真も覧ください。

司会

渡邊 こころさん（鴨川中学校出身）

　美容ナースになりたい

　小さい頃からオシャレや美容に関することに興味がありました。
　今は看護学校に通っていて、勉強や実習は大変ですが憧れの美容ナースになるために頑張ります。

川畑 大和さん（安房東中学校出身）

　地元のために力になりたい

　私は高校を卒業して鴨川市役所へ就職をしました。
　今は周りの諸先輩方に支えられながら一生懸命学んでいます。
　これから社会人として、生まれ育った鴨川の発展のために少しでも役に立てるように尽力していきたいです。
　また、これからの人生を存分に楽しんでいきたいです。

国家独唱

藤島 有理さん（鴨川中学校出身）

　オペラ歌手として活躍したい

　小さい頃から歌が好きで、中学3年生の時にイタリア歌曲を習い始めました。
　最初は軽い気持ちでしたが、だんだんと本格的に歌を学びたいという気持ちが強くなり、高校1年生の時に音大に行く決心をしました。
　大学では、尊敬する素晴らしい先生のもとで毎日練習に励んでいます。
　将来はヨーロッパで活躍できるオペラ歌手になり、たくさんの人に感動を与えたいです。

代表謝辞

石井 楽人さん（長狭学園出身）

　マイホームを持ちたい

　将来の夢はマイホームを持つことです。
　千葉市で就職が決まり、春から一人暮らしも始めます。
　コツコツ貯金して、将来いるであろう奥さんと一緒にマイホームを持てたらいいなと思います。
　まずは、仕事とプライベートの両立を目指して頑張ります。

奈良田 詩乃さん（長狭学園出身）

　マルチリンガルになりたい

　中学生の頃から英語が話せるようになりたいという思いがあり、勉学に励んできました。
　大学に入ってさまざまな文化を持つ人と出会ったことで、英語以外の言語にも興味を持つようになり、韓国語とスペイン語の勉強も始めました。
　将来は、その言語力を生かせるような仕事に就きたいと思っています。

お礼の言葉（代表謝辞全文）

　本日はこのような盛大な式典を開催していただき、誠にありがとうございます。私たちの門出をお祝いくださいました皆さまに、一同を代表してひと言お礼を申し上げます。
　ただいま、長谷川市長を始めご来賓の皆さまから心温まるご祝辞や激励のお言葉をいただき、心から感謝申し上げます。
　私たちは、大人としてまだまだ未熟で、社会の荒波を前に不安でいっぱいですが、皆さまのお言葉が何よりの励ましとなりました。本日は、小さい頃から慣れ親しんだ、ここ鴨川シーワールドで多くの仲間とこの日を迎えることができ、とても嬉しく思います。
　この20年間、当たり前のように感じていた幸せは、家族や友人、地域の皆さまの存在があったからこそだと思います。すでに、社会に出て働いている者、学生として夢に向かって勉強中の者、まだ将来の道を迷っている者、一人ひとり置かれている状況は様々ですが、今日という日を一つの区切りとして、新たな第一歩を踏み出していきたいと思います。これまで以上に、自分の行動に責任を持ち、大人の一員として一層社会に貢献できるように努力していきます。
　今年度民法が改正され、成年年齢が引下げられました。今まで成人式として行われてきた式典の名称が「二十歳の集い」に変わり、記念すべき1回目となる本日、二十歳という大きな節目を迎えることが出来ました。グローバル化が進み、急速に変化していく社会で、次世代を担っていく私たちに求められるのは、既存の道を進むことではなく自分が正しいと思う道を己の力で切り拓いていくことです。
　「新たな第一歩　～我らが創る新時代～」
　私たちは、生まれ育った故郷が鴨川であるということに誇りを持ち、今までお世話になった方々への感謝の気持ちを胸に己の道を信じ、強く生きていくことをここに誓います。
　結びに、皆さまの温かいご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、お礼の言葉といたします。

代表　石井楽人、奈良田詩乃