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本市の公民館は建築から約40年を経過し、施設の老朽化が進行していますが、人口の減少傾向が続くこと、財政規模の縮小が見込まれていることなど、本市が抱える状況下において、全ての施設を更新し、将来にわたって運営していくことは財政負担が大きく、適正な規模の検討が喫緊の課題となっています。
こうした課題への取組として、公民館等の配置の適正化を図るための方針となる「鴨川市公民館等再編方針」を策定しました。
今般の取組は、「鴨川市公共施設等総合管理計画(平成29年2月策定・令和3年3月改訂)の一環として進めているもので、将来にわたりその機能を維持していくため、集約・複合化を図り、集中的な整備による施設の充実を図ろうとするものです。
今後、この方針に基づく公民館等の再編の実施に当たっては、地域への説明や公民館等の利用者・団体等の利用調整などを行い、取組を進めていきます。
「鴨川市公民館等再編方針」の策定に当たり、方針の原案を公表し、公民館利用者・市民団体など関係団体を対象に意見調査を実施し、貴重なご意見を頂きました。寄せられたご意見の内容と、それに対する市の考え方をお示しします。