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「鴨川七里」の農作業体験と学校給食への提供
~おいしいね 「鴨川七里」~
「地産地消」と「食育」を推進している鴨川市では、10月25日(火曜日)農事組合法人下小原営農組合の圃場において栽培された「鴨川七里」のさや取りを田原小学校の2年生の子どもたち14名が行いました。
この学習体験は、鴨川市在来種の枝豆である「鴨川七里」の農作業を、「鴨川七里を育てる会(会長 飯田哲夫氏)」の協力を得て、子どもたちが体験することにより、地元農産物への理解、生産者に対する感謝の気持ち、季節を感じる心を育むことを目的としています。これまでに鴨川市の多くの小学校が順番に体験をしています。
今回は、あいにくの天気で、前日に「鴨川七里を育てる会」で刈り取ったものを学校に運び、体育館でさや取り体験をしました。子どもたちは「鴨川七里を育てる会」の方々から、さやの取り方や食べられるさやとそうではないものとの区別の仕方、さやにくる虫、なぜ「鴨川七里」と言う名前がついているかなどいろいろな話を聞きながら楽しそうに作業をしていました。
また、枝豆の根にいっぱいついている小さな瘤の根粒菌について、他の植物との違いの説明を受けながら熱心に観察していました。
子どもたちがさや取りをした「鴨川七里」の一部は家へのお土産として持ち帰りました。また、10月26日の給食食材として、さや付きで茹で上げ、塩で味付けをして市内小中学校、市内認定こども園など(鴨川・田原認定こども園、認定こども園OURS)に提供されました。
さや取りをした田原小学校の2年生は「鴨川七里の名前のとおり、枝豆のかおりがすごくしておいしい。」と、嬉しそうに味わって食べていました。
(鴨川七里を育てる会の皆さんから取り方を教わりました)
(鴨川七里、おいしいね!)