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【千葉大学交流事業】磯の生き物観察会を開催しました
鴨川市・千葉大学交流事業海や自然のすばらしさ、大切さなどを学ぶことを目的として、「磯の生き物観察会」を開催しました。
千葉大学海洋バイオシステム研究センター付近の潮の引いた磯で見つけた生き物について、瀧口講師の解説を聞きながら親子で観察を行いました。
参加した子どもたちは、普段見ることができない生まれたばかりのコウイカやひし形のヒシガニなどを間近にし、目を丸くしながら瀧口講師に次々と質問を重ね、大きなボウシュウボラを採取するなど、大変興味を持った様子でした。
また、さまざまな貝や魚を捕まえては採取ケースに入れ、ケースの中は小さな水族館となっていました。瀧口講師は子ども達に向け「ウミウシはこの辺には50種類位生息している」「カジメを岩から剥すには30kgの力がいる」などと、詳しく説明をしていました。
観察会の終了間際には、採取した魚や貝を海に返して子ども達は名残惜しそうでしたが、命の大切さを学び、瀧口講師より海藻のしおりがプレゼントされ、磯での貴重な体験と楽しい思い出ができました。
参加者の声
「たくさんの種類の小魚や貝をみることができた。楽しかった。」 「もっと生き物を採っていたかった。また、参加したい。」
「普段は、なかなか行けない磯に出られて良かった。海風も心地よく、あっという間に時間が過ぎた。」「子どもと楽しいひとときが過ごせた。」などの感想があった。
- 日時 令和6年6月8日(土曜日) 午前9時30分~午前11時30分
- 場所 千葉大学海洋バイオシステム研究センター
- 講師 千葉大学海洋バイオシステム研究センター文部科学技官 瀧口謙一 先生
- 参加者 児童9名(4年生~6年生) 保護者9名 計18名
▲開講式の様子
▲ボウシュウボラの説明を受けているところ
▲カニを捕まえてにっこり
▲瀧口先生がうにの殻を割っているところ