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鴨川市・早稲田大学交流事業「おもしろ科学実験教室」
鴨川市と早稲田大学の交流事業「おもしろ科学実験教室」が令和7年8月21日(木曜日)、総合運動施設の文化体育館で開催され、小学生192人が参加しました。
今年で26回目を迎えた「おもしろ科学実験教室」は、地域の子どもたちにもすっかり夏の恒例行事として定着しています。
早稲田大学の企画・運営による実験(要予約)
早稲田大学理工センターの企画・運営により、低学年向け「電池(でんち)をつかわずにモーターをうごかそう!」と、高学年向け「色が変わる?!消える?!魔法の液」の2つの実験教室が開催されました。事前に申し込みをした児童は、理工センターのスタッフの説明を聞きながら、低学年はプロペラを回す実験装置を組み立て、高学年はうがい薬や魔法の液を用いて色が消えたり変わったりする実験を行いました。普段経験できない高度な実験に触れ、児童たちは興味深そうに、真剣な表情で取り組んでいました。
△開講式の様子(佐々木市長によるあいさつ)
△午前の部開講式の様子(早稲田大学・上松文化推進部事務部長によるあいさつ)
△午後の部開講式の様子(早稲田大学・細井理工センター技術部長によるあいさつ)
△早稲田大学理工センタースタッフの皆さん
電池(でんち)をつかわずにモーターをうごかそう!(低学年向け)
電池をつかってプロペラをまわす装置を作り、さらに、電池をつかわずに熱で電気をつくり、モータをうごかしてプロペラをまわす実験を行いました。
△まずは理工センタースタッフによる作業工程の説明
△班ごとに理工センターのスタッフがついて丁寧に説明中
△実験装置の組み立て作業、上手にプロペラをまわすことができました。
色が変わる?!消える?!魔法の液(高学年向け)
茶色のうがい薬で文字や絵を書いて、どんなものにでんぷんがふくまれているかを調べました。また、魔法の液をつかって色が消えたりもどったりする実験を行いました。
△理工センタースタッフが実験について説明。みんな白衣を着て真剣に聞いています。
△理工センターのスタッフが一人一人丁寧に教えてくれました。
無事実験が終了。最後には理工センターのスタッフから修了証の贈呈がありました。
長狭高等学校科学部の企画・運営による教室(予約不要)
長狭高等学校科学部は、昨年度に引き続き全国高等学校総合文化祭の自然科学部門に千葉県代表として出場。今年度は、上位から2~3位に該当する「優秀賞・文化庁長官賞」を受賞されました。その科学部の生徒やOB・OGによる「ネバネバ伸びるカラフルスライムを作ろう!」、「色とりどりのカラフル人工イクラを作ろう!」、「ダンボールでできた大きな空気砲で遊ぼう!」が行われました。参加児童からは「一生懸命にまぜたらネバネバのスライムが作れたよ」「イクラが作れて楽しかった」「段ボールの空気砲はおもしろかった」など、高校生のお兄さんお姉さんに教えてもらい楽しい実験を行いました。
△開講式であいさつをする長狭高等学校科学部長の安西さん。
△長狭高等学校科学部員とOB・OGの皆さん。
色とりどりの「カラフル 人工イクラ」を作ろう!
アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムを使って、カラフルな人工イクラ作りに挑戦しました。
△友達と一緒に実験中!人工イクラができました。
ネバネバ伸びる「カラフル スライム」 を作ろう!
洗たくのり、水、着色料、ホウ砂を使って、オリジナルカラーのスライム 作りに挑戦しました。
△一生懸命まぜたらネバネバのスライムができました。
△元理科の教員蒔苗教育長も見守っています!
市職員によるフリーコーナー(予約不要)
予約不要のフリーコーナーでは、若手の市役所職員による、声が変わる「ボイスチェンジャー」やパタンパタン紙バネなどを子ども達と製作。なかでも、傘袋で作ったロケットがとても人気でした。多くの子ども達が楽しく実験や工作を楽しみました。