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【東京大学交流事業】令和7年度「野鳥の巣箱をかけよう!」観察会を開催しました(小学生対象)
鴨川市・東京大学交流事業
野鳥の巣箱をかけよう!(第2回 巣箱観察会)
「野鳥の巣箱をかけよう!」は、自然と生命との触れ合い、鳥の暮らしを知ることを目的に、東京大学千葉演習林職員の方が先生となり、巣箱作製会、観察会と2回にわたって実施している行事です。
鳥の暮らしを知るため2回にわたり実施するもので、2回目となる今回は12月に作製し演習林内の木に設置した巣箱の中の巣作りの様子を観察しました。
冒頭、講師から、巣箱を開ける際は、アオダイショウやハチに気を付けるよう注意があり、また、巣箱は親鳥とヒナを驚かせないよう、少しずつ光を入れながら開けるよう説明を受けて、演習林の中に設置した巣箱を巡りました。
参加した子どもたちは、珍しそうに巣箱の中を覗き込んでいましたが、巣箱の中を観察すると今回は、残念ながら卵を確認することができませんでした。
講師からは、その理由として「自然界の事なのでさまざまな原因が考えられる。急に暖かくなったが、春からの寒さも続いたため、自然環境の影響ではないか。周辺には巣作りをする鳥たちのさえずりがあるので、もう少しすれば巣作りもあるかもしれない」との説明がありました。そこで、講師から、ヒナの入っている巣箱の様子を撮影した写真や巣を再現したモデルを見せてもらいながら、鳥がどうやってヒナを育てているのかについて説明がありました。
また、巣箱を巡る途中に、植物について講師より説明を受け、葉のにおいを嗅いだり、木に触れたりして観察を行うこともできました。
子どもたちは、豊かな自然に囲まれた中で、今後、鳥たちが巣作りををしてくれるのではと期待を胸に秘め、清澄の自然を満喫していました。
- 開催日 令和7年4月19日(土曜日)
- 場所 東京大学千葉演習林清澄作業所構内
- 参加者 小学生6人 保護者等4人
参加者の感想
(小学生)
・何もないと思っていなかったので残念だった。
・鳥の卵がなかったけど森の中を歩いて楽しかった。
・先生の説明もあり、花の名前がわかった。
・また参加したい。