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江見小学校2年生 「鴨川七里」の種まきを体験
「鴨川七里」の種まき体験
令和7年7月9日、鴨川市立江見小学校2年生18人の児童が、移動教室バスを利用し東条地区にある和泉営農組合の畑にて、同組合の高橋清志氏の指導の下、地元特産の枝豆である鴨川七里の種まきを体験しました。
これは、鴨川市教育委員会が、給食事業の一環として毎年「鴨川七里を育てる会」に依頼し行っている小学生の農業体験で、同会から譲り受けた種を畑にまき、秋に収穫後、鴨川市の学校給食で提供するものです。
児童は、事前に高橋氏から枝豆の芽と本葉の特性や種のまき方などを教えてもらい作業に取り組みました。
早朝から暑い中、高橋氏が、畑の準備として畝を作り水をまき、約30cm間隔で種をまく位置を示すロープを張ってくれたので、児童は、消毒して緑色から青色に変わった種を2粒ずつ畝に置き、その上から手で土をかぶせ、ペットボトルで手作りしたじょうろで水をまき、楽しそうに種まき作業を進めていきました。
鴨川七里の種まきを終えた後には、高橋氏から、稲穂を用いて、主食である米ができるまでのお話もありました。
学習の最後には、児童から、種まきの感想とお礼を伝え、暑さの中で汗をかきながらも和やかに終えることができました。
鴨川市教育委員会では、子ども達が、学校給食を通じて、地元産物への理解や生産者に対する感謝の気持ち、季節を感じる心などを育むことを目的とした食育を行っています。
(種を等間隔で畑に置き、その上から土をかぶせていきます)
(500mlリットルのペットボトルで手作りしたじょうろで水をまきます)