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ALL鴨川ソフトボールクラブが全国大会でベスト16!
全日本小学生ソフト48チームが熱戦展開
第39回全日本小学生男子ソフトボール大会(日本ソフトボール協会主催)が令和7年8月2日から5日、福井県福井市のきららパークグラウンドであり、男子の部で千葉県代表として出場したALL鴨川ソフトボールクラブが16強入りを果たしました。
全国各県の予選を勝ち進んだ代表48チームが出場し、気温35℃を超える猛暑の中、トーナメントで競いました。
劇的なサヨナラタイムリーで勝利した2回戦
ALL鴨川は初日の1回戦はシードで、2日目の2回戦から出場。静岡県代表の賤南ソフトボールクラブと対戦しました。
1回裏に3番高梨央海(※)選手が二塁打で出塁すると、4番庄司一翔選手のタイムリーなどで2点を先制しましたが、制球に苦しんでいた鈴木清太投手が相手打線に捕まり、3回表に3点を奪われ逆転を許してしまいました。その裏、4番庄司一翔選手と5番信賀友貴選手のタイムリーで2点を追加し逆転しましたが、4回表にエラー絡みで1点を献上し、同点となりました。お互い一歩も譲らない接戦となりましたが、その裏、3番高梨央海(※)選手が劇的なサヨナラタイムリーを放ち、5-4で勝利。3日目へと勝ち進みました。
激闘の末、敗れた3回戦
3日目の3回戦は、広島県代表の井口少年ソフトボール同好会と対戦。
相手の堅い守備になかなか得点が奪えず苦しい展開となりましが、制球に苦しんでいた鈴木清太投手の持ち味であるキレのある投球が復活。7回まで相手打線を1安打に抑える好投で0-0のまま、延長タイブレークへ突入しました。
延長最終回の9回表、2番星野晴選手、3番高梨央海(※)選手のタイムリーで2点を先制し、沈黙を破りましが、その裏、エラーと2本のタイムリーにより3点を献上し、2-3でサヨナラ負けを喫しました。規定試合時間を大きく超える2時間30分の激闘でしたが、あと1歩届かず惜敗。試合後、全力を出し切った両チームへ会場全体から惜しみない拍手が送られました。
この全国大会で6年生が引退。第3期ALL鴨川がスタート
鈴木孝幸監督は「ベスト16という素晴らしい結果を残すことができ、ここまで一生懸命練習に取組んできた子供たちやチームスタッフ、献身的にサポート頂いた保護者に感謝したい。6年生は最後の全国大会となったが、記憶に残る素晴らしい試合となりとても感動した」と笑顔で話していました。
ALL鴨川はこの全国大会で6年生が引退となり、秋から5年生以下で結成される第3期ALL鴨川がスタートします。素晴らしい指導者の下で選手達は確実に実力を伸ばし、2期連続で全国大会出場という功績を残しています。今後の第3期も応援をよろしくお願いします。
出場選手・チームスタッフ(敬称略)
選手
- 6年生 高梨央海(※)、鈴木清太、杉本大騎、庄司一翔、信賀友貴、齋藤凉太
- 5年生 森田倫平、露崎賛、星野晴、庄司瑛汰、石井大琥人、大友心陽
- 4年生 佐藤勇翔、粕谷龍雅、丸山功太郎
- 3年生 高梨完海(※)
(※)高梨 央海(たかなし おうみ)選手、高梨完海選手の「高」は正しくは「はしごだか」です
チームスタッフ
- 代表 八木澤篤
- 監督 鈴木孝幸
- コーチ 鈴木信洋、福田和史、鈴木一雄
- スコアラー 庄司真吾
- トレーナー 佐藤勇気