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成人への風しん予防接種の費用助成
成人への風しん予防接種の費用助成
千葉県風しん抗体検査事業
県が委託した医療機関(病院および診療所)において、風しん抗体検査を無料で受けることができます。
対象者の条件がありますので、詳細は千葉県ホームページをご覧ください。
千葉県風しん抗体検査委託事業(千葉県ホームページ)<外部リンク>
成人への風しん予防接種の費用助成
風しんの免疫を持たない女性が、妊娠中(特に妊娠初期)に風しんに感染すると、流産・死産の原因となるほか、赤ちゃんが、難聴や心疾患、白内障などを主な症状とする「先天性風しん症候群」を発症するおそれがあります。(妊娠中の風しん感染は、必ずしも先天性風しん症候群を意味するものではありません。)
このため、風しんの予防接種が特に必要とされる下記の対象者が、風しんワクチン等の接種を受けた場合、接種費用の一部を助成します。
対象者
市内に住所を有する20歳以上50歳未満の方で、次のいずれかに該当する方
- 妊娠を予定・希望している女性(妊婦は接種を受けることができません。)
- 妊婦の夫
なおかつ過去に一度も鴨川市で助成を受けたことがない方。
(ただし、風しんの抗体があると判定された方は原則として対象外です。)
助成金額
- 麻しん風しん混合ワクチン(MR) 5,000円
- 風しんワクチン(単独) 3,000円
接種費用から助成金額を引いた差額は自己負担となります。
助成は1人1回限りです。
接種期間
令和5年4月1日から令和6年3月31日まで
接種医療機関
指定医療機関はこちらをご覧ください [PDFファイル/44KB]
接種方法
健康推進課で予診票の交付を受けた後、接種医療機関に予約した上で、予診票を持って接種を受けてください。
妊婦の夫が予診票の交付を受ける際は、母子健康手帳と身分を証明するもの(運転免許証、マイナンバーカード等)を持ってきてください。
助成方法
接種医療機関を通じて助成します。接種医療機関の窓口で、接種費用から助成金額を控除した額をお支払いいただきます。
注意事項
- 妊婦は接種を受けることができません。女性が接種を受ける時は、妊娠していないことを確認してください。
- 接種後2か月間は妊娠を避けるようにしてください。
- この予防接種は任意接種で、接種を強制するものではありません。接種するかどうかは副反応や健康被害救済制度をご確認の上、ご自身で判断してください。予診票の発行を受けずに接種した場合の助成はしておりません。
副反応
予防接種を受けた後に副反応が現れることがあります。主な副反応として、発熱、発疹、注射部位発赤、注射部位腫脹等があります。
また、重大な副反応としては、ごくまれにショック,アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等)、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)等があります。
副反応についての詳細は、接種を受けようとする医療機関の医師にお尋ねください。
健康被害救済制度 ※事前に接種を受ける申し出が必要です
接種医療機関での接種で健康被害が生じた場合は、千葉県市町村総合事務組合の千葉県市町村予防接種事故補償条例に基づき、予防接種事故救済措置制度により救済措置を行うこととなります。給付申請の必要が生じた場合は、診察した医師または健康推進課へご相談ください。
また、任意の医療機関での接種で健康被害が生じた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構の健康被害救済制度により救済を受けられる場合があります。この場合、請求等の手続きは、ご自身で行っていただくことが必要です。
- 予防接種事故救済措置制度<外部リンク>
- 健康被害救済制度<外部リンク>
風しんの予防接種を受けましょう
風しんは「発熱、発疹、リンパ節腫脹」を特徴とするウイルス性発疹症で、「三日はしか」とも言われています。
妊婦が妊娠初期から中期に罹患すると、流産・死産の原因となる外、胎児が、難聴・白内障・先天性心疾患を発症する場合があります。
風しんの流行を防ぎ、先天性風しん症候群の発生を防ぐために、風しんの予防接種を受けましょう。
定期予防接種の対象年齢の方は無料で接種できます。詳しくは、下の関連リンクから「お子さんの予防接種」をご覧ください。
また、妊婦の同居のご家族のうち抗体価が十分であると確認できた方以外の方は、接種費用は自己負担となりますが、特に妊婦への感染を予防するため、接種を受けることをご検討ください。
関連リンク
- 風しんについて(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
- お子さんの予防接種