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市内に関係施設のある大学との連携により地域振興をめざす鴨川市では、早稲田大学競走部と協同で市内中学生陸上競技部を対象にした陸上競技教室を、2月25日(土曜日)に同市陸上競技場で開催しました。
同大学競走部は、2月23日から26日にかけ、市内にある早稲田大学セミナーハウスに宿泊し、総合運動施設の陸上競技場のほか、前原横渚海岸において強化合宿を実施しており、今回の教室は「スポーツを通じた交流事業」として初めて開催したものです。
この教室は、大前祐介監督監修のもと、全国でもトップレベルの大学生アスリートが中心となり、体幹を意識したウォーミングアップや地面から反発をもらう基本姿勢、足の接地方法などを理論的に解説しながら指導を行いました。
教室開講前には長谷川孝夫市長も激励に訪れ、競走部への感謝の言葉と子どもたちへ「大事なことは何事も目標を持って取り組むこと」とエールを贈りました。
同教室の講師を務めた田中天智龍主将は「今日の練習の中で、出来ることと出来ないことがあったと思いますが、継続して練習を積むことが大事です」と話していました。
教室終了後の質疑応答では「走っている時は何を考えていますか」「後半失速しないためにはどうしたらよいか」「ハードルでの空中動作はどうしたらよいか」など子どもたちから積極的な質問があり、現役アスリートからは自身の経験談や普段の意識などを交えたアドバイスがありました。
教室の最後には鴨川中学校陸上競技部女子キャプテンの藤本莉晶さんが「今日教えてもらったことを今後の競技に活かして頑張ります」とお礼の言葉を述べました。
2時間弱の内容でしたが、現役アスリートの積極的なコミュニケーションもあり、参加した子どもたちは充実した表情で練習に励んでいました。
(足の接地面を確認)
(体幹を意識した基本姿勢を確認)
(基本フォームを意識しながら走り方を伝授)
(今後の競技に生かします!ありがとうございました!)