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フィリピンのマニラ市で8月5日から8月9日まで開催されました「第2回ポニー・ガールズ・ベースボールワールドシリーズ」で、鴨川市の2選手が日本代表として出場し、4戦全勝で見事連覇に輝きました。
昨年、栃木県小山市で始まりました同大会はフィリピンに舞台を移して開催されました。実力差の大きいチームもありましたが、予選リーグではライバル米国と対戦し3-1で辛勝しました。決勝で再び米国と対戦し、終わってみれば10点の差をつけて12-2で大勝しました。
2人はワールドシリーズ連覇の報告のため、長谷川孝夫市長と鈴木希彦教育長を表敬訪問しました。
多田花選手(鴨川中3年)は、「昨年のワールドシリーズでは怪我をして思うようにプレーできませんでしたが、今回は4試合全てに出場することができたので良かったです。特に、決勝では、ライト前とセンター前の2本のヒットを打ち、得点に繋がるプレーでチームに貢献できたのが嬉しかったです。今後は、高校でも野球を続けて甲子園を目指して頑張りたいです。」と話をしていました。
野村多貴選手(鴨川中2年)は、「今大会では監督から普段プレーしているピッチャーの他に、キャッチャーとしての役割も与えられました。この舞台で多くのポジションを経験することができたことで、ピッチングにおける考え方や新たな気づきが発見できて、プレーの幅が広がり良い経験となりました。今後は、ストレートの球速を高めていくことと、変化球の質を上げて、投球に磨きをかけていきたいです。」と語っていました。
長谷川市長は、「世界大会への出場は、これまでの努力の賜物であり、多くの人が経験できることではない。今後は、女子野球をけん引して、世界をまたにかけて頑張っていただきたい。」と激励しました。