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RSウイルス感染症について
2026年3月5日 RSウイルスワクチンの定期接種化について情報を更新しました。
RSウイルス感染症とは
RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。
年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいと言われています。特に、生後6か月以内に初回感染した場合は、細気管支炎や肺炎など重症化することがあるほか、慢性呼吸器疾患等の基礎疾患がある高齢者や免疫不全者でも重症化するリスクがあることが知られており、注意が必要です。
潜伏期間・症状
通常RSウイルスに感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て、発熱、鼻汁、咳などの症状が数日続きます。多くは軽症で自然軽快しますが、重くなる場合にはその後咳がひどくなる、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しづらくなること)が出る、呼吸困難となる、などの症状が出現し、場合によっては細気管支炎、肺炎へと進展していきます。
主な感染経路と予防方法
RSウイルスは、主に接触感染と飛沫感染で感染が広がります。麻しんウイルスや水痘ウイルスのような空気感染はしないと考えられています。
接触感染予防
接触感染は、RSウイルスに感染している人との直接の接触や、感染者が触れたことによりウイルスが付いた手指や物品を触ったりなめたりすることで起こります。日常的に触れるおもちゃや手すり、ドアノブなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤で消毒しましょう。また、流水・石鹸による手洗いや、アルコール製剤による手指衛生も重要です。
飛沫感染予防
飛沫感染は、RSウイルスに感染しているひとの咳やくしゃみ、会話をしているときに口から飛び出るしぶきを浴びて吸い込むことによって起こります。咳やくしゃみなどの風邪(呼吸器)症状がある場合は、マスクの着用をはじめとする咳エチケットを実践することが大切です。
【厚生労働省ホームページ】咳エチケット<外部リンク>
RSウイルスワクチンの定期接種化について
国の審議会での決定を受けて、令和8年4月1日から、小児のRSウイルス感染症予防のために、「組換えRSウイルスワクチン」(商品名:アブリスボ)の定期接種を開始する予定です。
接種可能な医療機関や、その他詳細については決定次第お知らせいたします。
定期接種の対象となる方
接種を受ける時点で、妊娠28週から妊娠37週に至るまでの方(妊娠28週0日目~36週6日目の方)
※過去の妊娠時にRSウイルスワクチンの接種を受けたことがある方も対象となります。

接種回数
妊娠毎に1回
接種費用
原則無料



