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RSウイルス感染症について

ページID:0037754 更新日:2025年9月12日更新 印刷ページ表示

 

RSウイルス感染症とは

 RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。

 年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいと言われています。特に、生後6か月以内に初回感染した場合は、細気管支炎や肺炎など重症化することがあるほか、慢性呼吸器疾患等の基礎疾患がある高齢者や免疫不全者でも重症化するリスクがあることが知られており、注意が必要です。

潜伏期間・症状

 通常RSウイルスに感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て、発熱、鼻汁、咳などの症状が数日続きます。多くは軽症で自然軽快しますが、重くなる場合にはその後咳がひどくなる、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しづらくなること)が出る、呼吸困難となる、などの症状が出現し、場合によっては細気管支炎、肺炎へと進展していきます。

主な感染経路と予防方法

RSウイルスは、主に接触感染と飛沫感染で感染が広がります。麻しんウイルスや水痘ウイルスのような空気感染はしないと考えられています。

接触感染予防

 接触感染は、RSウイルスに感染している人との直接の接触や、感染者が触れたことによりウイルスが付いた手指や物品を触ったりなめたりすることで起こります。日常的に触れるおもちゃや手すり、ドアノブなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤で消毒しましょう。また、流水・石鹸による手洗いや、アルコール製剤による手指衛生も重要です。

飛沫感染予防

 飛沫感染は、RSウイルスに感染しているひとの咳やくしゃみ、会話をしているときに口から飛び出るしぶきを浴びて吸い込むことによって起こります。咳やくしゃみなどの風邪(呼吸器)症状がある場合は、マスクの着用をはじめとする咳エチケットを実践することが大切です。

【厚生労働省ホームページ】咳エチケット<外部リンク>

ワクチンについて

 60歳以上の方や、生まれてくる子の予防のために妊婦の方を対象としたワクチンがあります。

 鴨川市ではRSウイルス感染症の予防接種に対する費用助成を行っておりません。接種を受ける場合の費用は全額自己負担となります。

 接種を希望する方は、直接医療機関にお問い合わせください。

 

 

 

 

【参考】RSウイルス感染症関連情報

厚生労働省ホームページ:RSウイルスに関するQ&A(令和6年5月31日改訂)<外部リンク>

 

国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト:RSウイルス<外部リンク>

 

 

 

 

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