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日本航空学園鴨川キャンパスが開校 女子サッカー部の新生活がスタート!
令和7年4月、城西国際大学安房キャンパス跡地に「日本航空学園鴨川キャンパス」が開校しました。
令和6年元日に発生した能登半島地震で被害を受けた日本航空高校石川(能登空港キャンパス)の女子サッカー部員22人は、今年4月から鴨川キャンパスに活動拠点を移し、部活動を開始。その後4月14日には、全国から集まった新1年生部員12人が加わり、親元を離れ寮生活を送りながら、勉学や部活動に励んでいます。
▲日本高校石川女子サッカー部の皆さん
▲女子サッカー部キャプテンの山口彩芭(やまぐちいろは)さん
正式な活動開始前に市長を訪問
4月12日(土曜日)・13日(日曜日) に青梅キャンパスで日本航空高等学校石川の入学式が行われた後 、1年生が鴨川に移動し、正式に活動がスタート。
正式な活動開始を前に、教職員2 人 (佐久間京子副校長、後藤剣監督)と女子サッカー部の生徒10人が4月14日(月曜日) に市役所を表敬訪問。佐々木久之市長、平川潔副市長、蒔苗茂教育長と面会しました。
キャプテンの山口 彩芭 さんは「能登で被災し、青梅市に避難していましたが、これから鴨川市で活動できることに感謝しています。全国大会を勝ち進み、恩返しができるよう頑張ります。」と抱負を話しました。佐々木市長は「皆さんの学業・スポーツを応援します。ぜひ、夢をかなえてください。」と話し、生徒たちを激励しました。
▲日本航空学園女子サッカー部の生徒10人と佐々木市長、平川副市長、蒔苗教育長
▲佐々木市長と話しをする生徒たち
▲生徒を激励する佐々木市長
市内で行われたイベントにも参加
拠点を移す前、2月に行われた長狭街道駅伝に出場したほか、親子を対象にしたかけっこ教室「親子かけっこ教室」やオルカ鴨川FCの試合運営のサポート、サポーターとともにチームの応援を行いました。さらにオルカ鴨川FCの試合のハーフタイムに行われたリレー対決では、オルカ鴨川FCチーム、子どもチーム、陸上競技協会コーチチームなどと対決し、見事1位に。会場を大いに盛り上げました。
キャプテンの山口彩芭さんは「駅伝の時も感じましたが、鴨川の人はとても温かい。声をかけてくれるのでとても嬉しかったです。サッカーも頑張って練習し、これからどんどん有名になって、地域を盛り上げていきたいです」と話していました。
部員たちは新しい生活に胸を膨らませる一方、知らない土地での生活に不安を感じていることもあると考えられます。市民の皆さん、どうぞ、部員の活躍を応援し、温かい見守りをお願いします。
長狭街道駅伝に出場(令和7年2月23日)
▲長狭街道駅伝でアンカーを務めたキャプテンの山口彩芭さん。日本航空高校石川女子サッカー部は唯一の女子チームでの参加で、ほとんどが男子選手の中、地域住民たちの声援を受けながら力走し、27チーム中20位と健闘
親子かけっこ教室のサポート(令和7年4月27日)
▲子どもとハイタッチをしたり、声をかけながら一緒に走るなど地域住民との触れ合いを深めた生徒たち
オルカ鴨川FCのサポーターとともにチームを応援(令和7年4月27日)
▲オルカ鴨川FCのサポーターとともにチームを応援した生徒たち
オルカ鴨川FCの試合のハーフタイムでリレー対決
▲リレー対決のスターターを務めたのは日本航空学園の梅澤特別顧問。日本航空高校石川女子サッカー部チームは見事1位に