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ウミガメの保護にご協力を
ウミガメの保護にご協力をお願いします
ウミガメの保護にご協力をお願いします
千葉県ではアカウミガメの産卵が毎年行われており、鴨川市では、毎年6月から8月にかけて産卵が10件前後確認されています。アカウミガメは環境省作成の第4次レッドリストにて絶滅危惧IB類に選定されており、絶滅の危険性が高まっています。そのため、市では鴨川シーワールドの協力の下、産卵箇所への保護柵の設置や、場合によっては卵の移植を行っています。
上陸跡や産卵床を発見したら
産卵のために上陸したウミガメは、砂浜にキャタピラのような足跡を残していきます(下図)。足跡を辿った先に、不自然に砂が盛り上がった箇所が観察された場合、産卵が行われた痕跡と考えられます。周辺には卵がある可能性が高いため、不用意に近寄らないようお願いします。
産卵に遭遇したら
産卵は通常夜間に行われます。産卵のために上陸したメスのウミガメは非常にデリケートになっており、産卵を始めるまでは些細な刺激でも行動を中止して海へ帰ってしまいます。特に、動く光や話し声には敏感なので、上陸したカメを発見した際は静かにその場からゆっくりと離れるようお願いします。直接ライトで照らしたり、大きな声での会話は厳禁です。
皆様のささやかな心配りがウミガメを守ります。ご協力の程よろしくお願いいたします。