鴨川農業振興地域整備計画について

ページID：0019178 更新日：2022年12月21日更新印刷ページ表示

鴨川農業振興地域整備計画の変更(農振除外等)

農業振興地域制度について

　農業振興地域制度は、「農業振興地域の整備に関する法律（農振法）」に基づき、農業を振興する地域を明らかにし、その地域の近代的な農業の確立、基盤整備、農地保有の合理化、農業施設の整備などの施策を総合的かつ計画的に進めるための制度です。

農用地区域とは

　鴨川市では、千葉県が定める「農業振興地域整備基本方針」に基づき、土地の農業上の有効活用と、農業の近代化のための施策を計画的に推進することを目的として、「鴨川農業振興地域整備計画(以下、計画)」を定めています。
　計画では、農業上の利用を確保すべき優良農地を「農用地区域」として設定しています。
　農用地区域内での開発行為（宅地の造成、建物の設置など）は厳しく制限されており、原則として、行うことはできません。
　やむを得ない理由により、どうしてもその土地を開発しなければならない場合は、あらかじめ、農用地区域からの除外を行う必要があります。

　区域図　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ご確認いただきたいこと

　農用地区域からの除外は、事業計画の内容が次の6要件をすべて満たすものに限られます。事前に関係機関へ必ず相談してください。
　(1)～（5）については「農業振興地域の整備に関する法律（農振法）」によるものです。

（1）変更に係る土地を農用地等以外に利用することが必要かつ適当であって、農用地区域以外の区域内の土地をもって代えることが困難であること。
（2）変更により農用地の集団化、農作業の効率化その他土地の農業上の効率的かつ総合的な利用に支障を及ぼすおそれがないこと。
（3）担い手等、認定農業者、特定農業団体や特定農業法人等の効率的かつ安定的な農業経営を営む者に対する農用地の利用の集積に支障を及ぼすおそれがないこと。
（4）変更により、農用地区域内の土地改良施設の有する機能に支障をおよぼすおそれがないこと。
（5）土地改良事業等を行った区域内の土地に該当する場合は、工事完了公告年度の翌年度の初日から起算して８年を経過した土地であること。
（6）他法令の許可見込みがあること。

　土地の農用地区域への編入・用途変更については、締切日が異なる場合がありますので、随時ご相談ください。