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縄クラブSTEP UP・AWAは、気軽にダブルダッチ(2本の長縄)や縄とびを体験できる機会を創出し、世代を超えた交流により地域を活性化させることを目指す団体です。令和5年度の「みんなで育て鯛!まちづくり支援補助金」の採択を受けて、今年4月に設立しました。
▲縄クラブSTEP UP ・AWAの永井麻央さん
ダブルダッチは大学生の時に始めました。2本の縄を使って跳ぶ縄跳びで、向かい合った2人の回し手と、ジャンパーと呼ばれる跳び手が、技を交えながら跳ぶ競技です。
難しそう、と思われがちですが、男女関係なく、歳も関係なく、誰でも楽しむことができます。車いすの方も楽しめます。
お互いに協力し合いながら行うので、1本の縄跳び短縄では得られない「思いやり」や「チームワーク」を育むことができ、底知れぬ「達成感」を味わうことができます。
▲優しく教える永井さん
▲メンバーの永井翔琉(かける)君、小泉綾子ちゃん、永井琉偉(るい)君
「1年半前ぐらい前にお母さんから進められて始めました。剣道もやっているので大変だけど、おもしろいから続けています。地域の人もアイスとか差し入れしてくれるので、毎回楽しみです」と話す琉偉君。アップテンポな音楽に合わせ、軽快に跳んでいました。
ダブルダッチは都会のスポーツで、田舎では珍しいんです。「やりたいことが見つからない」「やりたいスポーツが鴨川市ではできない」と思っている子どもたちには、ぜひ、体験してみてほしいですね。
競技人口は増えているものの、まだまだ少ないので、日本の大きな大会を本気で目指せば、十分出場できる可能性があります。出場できればとても注目されますし、経済効果も見込めます。
また、この活動を見に来てくれるご近所さんもいて、地域交流の場のひとつとして貢献できていると思っています。参加してくれるメンバーが増えて、もっともっと、地域が活性化されれば、とても嬉しいです。
ダブルダッチを通して、安房地域の活性化を応援。長狭地区(松尾寺466)前広場で月2回のワークショップをはじめ、月2回の長狭学園体育館での練習、年に数回イベントに出演。現在は10組程度が参加。鴨川市内だけでなく、誰でも気軽に参加してほしい、と呼び掛けています。
※インタビュー内容は、令和5年8月27日現在です。