本文
天津小湊公民館(唐鎌武則館長)主催の「公民館へ行くから公民館が来る」生涯学習特別講座が、7月14日(日曜日)に市内の高齢者向け住宅「よもぎの杜」で開催されました。
この特別講座は、公民館が施設に出向く形で行うもので、今回が初めての試みです。
鴨川市生涯学習ボランティアの市川能成氏が講師を引き受け、入居者など26名を前に「健康寿命は延ばせる~元気で百歳まで!」というテーマで講演しました。
市川講師は講演のなかで、介護予防や認知症・脳卒中対策など、健康寿命を延ばすための方法について、豊富な知識や自身の経験など具体例を交えながら、わかりやすく解説していました。
また時折、「世界一の健康長寿食は何だと思いますか?」、「日本食で注意すべき点は何だと思いますか?」などと質問を向けると、参加者は手を挙げて「地中海料理」、「塩分が多いこと」などと積極的に答えたり、そのやり取りにうなずきながら、熱心にメモをとったりしていました。
講義を聴き終えた参加者に話を伺ったところ、講座に参加して良かったという方々がほとんどで、このような講座が行われたら、また参加してみたいという声が数多くありました。
唐鎌館長は、「今後も『公民館へ行くから公民館が来る』という講座を、公民館事業の新しい形として取り入れていきたい。」と話していました。
日時:令和6年7月14日(日曜日)午後2時00分から
場所:よもぎの杜
講師:鴨川市生涯学習ボランティア 市川能成 氏
参加者:26名