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東条公民館(松本俊一郎館長)主催「第2回 鴨川再発見!長狭地区の歴史を紐解く」を開催しました。
鴨川には古くから伝わる貴重な史跡や文化財があることを再認識することで、郷土愛を育み、地域の伝統の継承を図るとともに、地域の発展に活かしていきたいと考え、第2回は開創1300年を迎えた大山不動尊の歴史や大山不動尊に伝わる文化財について学びました。
まず、金本拓士住職から大山不動尊の成り立ちや歴史について詳しく説明していただきました。相模原の大山不動尊と兄弟であり、(地域の方は本寺が兄と思っているそうです)関東3大不動の一つにもあげられるなど、由緒あるお寺であり、後世に伝えていかなければいけない文化財であることを再認識しました。また、古くは大山地区にも宿泊場所があったことや漁師の方が参拝するなど、とても栄えていた話も印象に残りました。
次に本堂内にある宮殿も近くから参拝させていただき、非常に緻密な彫刻を間近でみることができました。また、初代伊八の作とされる俱利伽羅龍の彫刻も近くから見ることができました。伊八の特徴である波の彫刻が特に素晴らしかったです。参加者からは、「普段見ることのできない文化財をたくさんみることができて本当に良かった。」と話が聞かれました。
令和6年8月22日(木曜日)午前8時30分~午前11時30分
大山不動尊
大山寺 金本拓士 住職
34人