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長狭地区公民館(洲永康弘館長)では、このほど大山公民館で「白磁の絵付け体験教室」を開催しました。全4回の教室で、ほとんどの参加者が経験者で、みなさん慣れた手つきで作品を仕上げていました。
毎回、最初に絵付けをする白磁を選ぶところから始まり、まだ何も飾られていない真っ白な器を選ぶのも人それぞれ好みがありました。白磁を選んだら、次は転写シート選びです。この転写シートを選ぶのがなかなか難しく、絵付けをして飾った白磁をイメージしながら、いろいろなパーツを組み合わせて自分の思い描くイメージになるように選んでいました。転写シートの絵のまわりを切り取って、それぞれのパーツを器の上に置いてバランスや色合い、間隔などを確認していました。転写シートの位置が決まったら、転写シートを水につけてから白磁に転写します。すべての絵柄を白磁に転写したら、できあがったものを見て、さらに追加するかどうかを考え、完成で、あとは講師の先生にお願いして電気炉で焼き付けてもらい、後日受け取ることになります。
参加者からは「楽しく絵付け体験ができました。世界に1つしかない私だけの白磁なので、できあがったら大切にします。」や「他の方たちのデザインを見ると、このデザインおしゃれで素敵だな、とか、これはかわいい、などとても参考になり、自分のイメージがふくらみました。」といった感想が寄せられました。

△活動の様子です。

△気に入った絵を切り取ります

△筆を柄って転写した絵から水や空気を抜いています。

△転写を終えたマグカップです。

△転写を終えた白磁の数々です。
大山公民館
茅谷 志津子 氏
10人