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貴重な自然や歴史、伝統文化や芸術等に触れることで、潤いのある生活づくりに役立てることを目的に、安房地域にあるパワースポットと言われる、歴史的にも貴重な場所を訪れました。
まずは館山市船形にある普門院船形山大福寺を訪れました。境内の船形山の中腹に浮かぶ朱塗りの観音堂は「崖の観音」と呼ばれ、地元民や近隣の人たちから信心され参拝されています。観音堂からは館山湾が一望でき、地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して作られたことがひしひしと伝わってきました。
次に館山市洲崎地区にある洲崎神社を訪れました。鎌倉時代の治承4年(1180年)安房に逃れた源頼朝が、戦勝と源氏再興を祈念して神田を寄進したり、妻政子の安産を祈願したりするなど源頼朝と関わりの深い神社です。江戸時代に安房国一宮とされ、素晴らしい夕日や富士山が一望できる神社として、多くのメディアにも取り上げられており、注目されている場所です。当日は富士山をみることはできませんでしたが、眼下に広がる洲崎灯台や大海原をみることができ、参加者の皆さんもとても満足していました。「次回は洲崎神社から洲崎灯台までウォーキングを楽しみたい。」という声も多数聞かれました。地域の方々の洲崎神社を守っていきたいという思いも強く感じました。
最後に安房神社をお参りしました。安房神社の創始は、今から2670年以上も前に遡ります。御祭神は天太玉命で、日本における全ての産業の総祖神として崇敬されております。巨石にかこまれた神社は厳かな雰囲気にあふれ、神聖な気配に満ちていました。「どの神社も個性にあふれ、素晴らしい。」と多くの参加者が感じていたようです。お天気が心配されましたが、参加者全員の運気がアップしたと感じられる主催教室でした。
令和6年10月30日(水曜日) 午前9時00分~午後4時00分
普門院船形山大福寺
洲崎神社
安房神社
40名