鴨川市長　令和4年新年のご挨拶

「市民が主役のまちづくり」に全身全霊　

新年明けましておめでとうございます。

昨年は、長引くコロナ禍の影響により、成人式式典をはじめ行事の中止が相次ぎ、市内海水浴場が閉鎖となるなど、地域の活力回復をめざす本市にとって、試練の一年でした。

そのような中、市民皆様には、感染防止と経済活動の両立、取り分けコロナワクチン接種の円滑な実施にご協力いただき、厚くお礼申し上げます。

市としましても、引き続き緊張感を持ち、三回目のワクチン接種に向けた準備や日常生活、事業経営などへの支援に努めて参ります。

迎えます本年は、第四次五か年計画の着実な進捗、懸案事項の解決に向けた取り組みを加速させる、重要な年です。

このうち、「海辺の魅力づくり」については、魅力体験広場の更なる活用を図るとともに、グランドデザインを改めて策定し、旧市民会館周辺エリアの環境整備にも取り組みます。

また、小湊さとうみ学校については、円滑な運営と併せ、施設全体の整備方針を明確化します。

城西国際大学安房キャンパスについては、跡地の有効活用に向けて、市が譲渡した土地の返還に関する具体的な協議を行うとともに、民間事業者等による利活用を目指します。

これら以外にも、旧江見小学校の活用や新たな市民会館の整備に向けた検討など、様々な懸案が山積していますが、課題の抽出、分析、検討、解決という手順を丁寧に積み重ねることで、「新しい鴨川市」の誕生につながるものと確信いたします。

市長任期の二年目を迎えますが、引き続き市民皆様との対話を大切に、「市民が主役のまちづくり」に全身全霊で取り組みます。

皆様には、オール鴨川体制での市政参画をお願い申し上げ、新年のごあいさつといたします。

令和4年1月1日　　鴨川市長　長谷川　孝夫

（江見の海岸・初日の出）