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長谷川 孝夫 就任のあいさつ
令和3年3月7日の鴨川市長選挙におきまして、多くの市民皆様のご支持と負託を賜り、再び、鴨川市政を担わせていただくことになりました。
今、課せられた使命の大きさと、責任の重さ、両肩にかかる重みを十分に認識しております。
私は、これまで多くの市民皆様とふれあい、多くのご意見をいただきました。その中で、いくつかの課題が見えてきております。
現状や過去を否定するのではなく、これからを謙虚に見つめ直し、予測が難しいコロナ後の社会を見据えながら、希望に満ちた新しい鴨川を誕生させたいと考えております。
さらに、市民誰もが物心両面の「豊かさ」を実感できる鴨川を目指していきます。
本市は、言うまでもなく、多様で豊かな観光資源と農水産資源、充実したスポーツ・福祉施設と先進的医療、保幼小中一貫教育、伝統ある文化と歴史を有するまちです。これらを活かすことで自立と活力あるまちができると確信しております。
孔子の教えの中で、「信無くば立たず」という言葉があります。これは、国民からの信頼が得られなければ国家は成り立たないという意味があります。私はこの孔子の言葉をモットーに、市民皆様の信頼づくりを一番に考え、行動していきます。
そのためには、市民と共に働き、汗を流す、「市民が主役」の精神を貫いていきます。
この4つの方針を基本に、今後、皆さんと話し合いながら、市民の暮らし、尊い命、財産を守る仕組みを進めることをお約束します。
ふるさと鴨川を再生し、すべての産業の強化により、「活力あふれる健やか交流のまち」を目指していく。誰もが「夢」を持ち、そして「豊かさ」を実感できるまちづくりを進めていきます。
市民皆様におかれましては、一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げ、就任のあいさつとさせていただきます。
鴨川市長 長谷川 孝夫